『TIME/タイム』(FOX)が初登場首位を獲得。すべての人間の成長が25歳で止まり、‘余命時間’が通貨となる近未来が舞台のSFアクション・サスペンス。富裕層は永遠に生きられるが、貧困層は寿命のために働き続けなければならないという格差社会の謎に、ジャスティン・ティンバーレイク扮する主人公が挑む。共演はアマンダ・セイフライド。監督は「ガタカ」のアンドリュー・ニコル。全国427スクリーンで金曜公開され、10代から30代の若い層を中心に集客し、土日成績は動員20万3049人、興収2億7713万350円、オープニング3日間成績は動員26万1161人、興収3億5101万9550円となった。
前週1位でスタートをきった『ドラゴン・タトゥーの女』(ソニー)は2位にワンランクダウン。『ALWAYS 三丁目の夕日’64』(東宝)も3位にダウンするも、5週目を迎え、累計成績は動員200万人、興収25億円を突破した。
4位には『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(ワーナー)が初登場。アメリカ同時多発テロで最愛の父親を亡くした少年の再生と希望を描いたジョナサン・サフラン・フォアのベストセラー小説を映画化。父親の残したメッセージの謎を探るべくニューヨークの街を奔走する主人公を、映画初出演のトーマス・ホーンが演じ、トム・ハンクス&サンドラ・ブロックのアカデミー賞受賞コンビが共演する。全国309スクリーンで公開され、土日成績は動員7万3798人、興収9481万2500円となった。
続く5位『麒麟の翼?劇場版・新参者?』(東宝)は4週目を迎え累計動員100万人突破。
また、のりつけ雅春の同名人気コミックを松田翔太&佐々木希出演で映画化した『アフロ田中』(ショウゲート)は10位にランクイン。彼女いない暦24年、強烈な天然パーマでアフロヘアの主人公が彼女をつくろうと奮闘するラブコメディ。全国72スクリーンで公開され、土日成績は動員2万4324人、興収3330万3300円となった。