5月21日(金)全国公開『お終活 熟春! 人生、百年時代の過ごし方』より、本予告&本ビジュアルが解禁となった。
熟年離婚寸前の夫婦が、葬儀社の男から紹介された終活フェアをきっかけにてんやわんやの大騒ぎ!
人生百年時代と言われる今、定年後に訪れる「熟年の青春=熟春(じゅくしゅん)」を明るく迎えるために人生整理に動き出す家族の騒動をコミカルに描いた「笑って」「泣けて」「役に立つ」ヒューマンコメディが幕を開ける!!
主演として、大原夫婦に“お終活”を意識させる葬儀社の青年・菅野涼太を演じるのは、名古屋発のエンターテイメント集団BOYS AND MENのリーダーで俳優としても活躍目覚ましい水野勝。夫の定年後、すれ違いが続く大原真一&千賀子夫妻には名優・橋爪功と高畑淳子。お互いをやり過ごし、時に派手な喧嘩をする、熟年夫婦ならではのユーモアかつコミカルなやりとりに、あるあるとうなずき、時に笑い、涙がにじむ…。そんな大原家に、“お終活”問題勃発!ひょんなことから菅野と出会い両親の“お終活”の懸け橋になる大原家の長女・亜矢には、剛力彩芽。菅野や亜矢も巻き込んだ大原夫妻の終活は?そして、一体家族はこの先どうなる? 菅野の上司で一級葬祭ディレクター桃井役には松下由樹。参考図書は「定年夫婦のトリセツ」(黒川伊保子著/SB新書)。長年一緒に暮らしながらもすれ違う夫婦達のリアルな言葉に反映されている。
解禁された本ビジュアルでは菅野(水野勝)を中心に、互いに喧嘩ばかりする大原夫妻(高畑淳子、橋爪功)が牽制しあう。二人の娘、亜矢(剛力彩芽)と菅野の上司である桃井(松下由樹)も夫妻の終活に関わることとなり、前途多難な感じの中にも楽しそうな様子が伺える。互いの悪口を言い合うそれぞれの友人である、千賀子のコーラス仲間(藤吉久美子、大島さと子、増子倭文江)、真一の麻雀仲間(大和田伸也、石丸謙二郎、金田明夫)の面々も二人の終活の行方を見守るように配置されている。亜矢の兄一家(袴田吉彦、小林綾子、佐々木みゆ)や、菅野の父親(西村まさ彦)、真一の旧友・山田(石橋蓮司)なども加わり、個性的かつ豪華俳優陣の競演となっている。
予告編では、妻である千賀子(高畑淳子)の「わたしはあなたの家政婦じゃないのよ!」という台詞とともに始まる夫妻の派手な喧嘩のシーンから始り、葬儀社の菅野(水野勝)に誘われて終活セミナーに参加し、千賀子がその気になっていく姿が描かれる。予告編でも財津和夫デビュー50年目の映画初のセルフカバー「切手のないおくりもの」(本編主題歌)が使用されており、夫妻が結婚生活を振り返り、さらに新たな気持ちでこれからを歩んでいく姿に重なる。
さらに、挿入歌にはチューリップの1974年の名曲「青春の影」、「虹とスニーカーの頃」「心の旅」の2曲も千賀子が趣味のコーラスグループで練習するシーンでカバー使用され、団塊世代にとっては思い出深い往年の名曲が本編を彩る。
完成した映画をみた財津は「観終わった自分が微笑んでいるのに気付いた」と語り、「やっぱり人のそばには誰かがいなきゃ。「孤独でないこと」のもうひとつの意味は「人生を終えること」でもあると思った」と自身の人生に想いを馳せるコメントを寄せている。
【財津和夫 コメント】
人生残り少ないのに可笑しい、可笑しいのに切ない、切ないのになぜか元気になる。この映画はこんな風に漂ってエンドマーク。観終わった自分が微笑んでいるのに気付いた。人生の終点では深い寂しさに襲われると予感していたが、そうでもないのかもしれない、と元気になった。きっと登場人物が私と同世代だったせいだ。いろんなシーンで共感、同情して私は元気になった。やっぱり人のそばには誰かがいなきゃ。「孤独でないこと」のもうひとつの意味は「人生を終えられること」でもあると思わされた。大和田伸也の男女異質論も沁みた。
映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』本予告 2021年5月21日(金)公開
https://www.youtube.com/watch?v=hTwvt4GxbdU