柄本佑がナレーションを務める、これまでに2500人を看取ってきた在宅医・長尾和宏の命の駆け引きの現場を収めたドキュメンタリー映画『けったいな町医者』の予告編が解禁となった。
長尾のベストセラー「痛くない死に方」「痛い在宅医」の映画化『痛くない死に方』(高橋伴明監督、2月20日(土)公開)で、柄本佑演じる主人公の在宅医・河田の先輩である、奥田瑛二扮する長野浩平役は、この長尾をモデルにしている。主演を務めた柄本佑は、『痛くない死に方』の撮影前に、長尾の往診を見学し、本ドキュメンタリーのナレーションのオファーを快諾した。
長尾は、患者さんのご自宅に往診に伺う際、圧にならないようにとあえて白衣を着ないで「カジュアルな服に聴診器」というスタイルにしていて、『けったいな町医者』のポスタービジュアル、メインスチールに使用している長尾の写真からも、その医者然としていない様子がわかる。『痛くない死に方』で在宅医を演じる柄本佑や奥田瑛二も劇中で同じスタイルにしている。
本ドキュメンタリーは、2月13日(土)よりシネスイッチ銀座、ミッドランドスクエアシネマ名古屋、埼玉・MOVIX三郷、2月20日(土)より札幌・サツゲキ、横浜シネマリン、鹿児島・天文館シネマパラダイス、2月26日(金)より大阪・なんばパークスシネマ、大阪・MOVIX堺、京都シネマ、神戸国際松竹、長野千石劇場、愛知・刈谷日劇、3月5日(金)より兵庫・塚口サンサン劇場、3月12日(金)より佐賀・シアターエンヤ、3月19日(金)フォーラム仙台、福島・まちポレいわき、4月9日(金)よりJ-MAXシアターとやま他全国順次公開が決まっている。この度、本作ナレーションの柄本佑よりコメントが届いた。
■ナレーション・柄本佑 コメント
長尾先生の聴診器片手に尼崎の町を走り回り、沢山お喋り、真面目に語り、歌う姿は、親しみの込められたまさに「けったい」としか言いようがない
けったいな町医者 90秒予告編
https://youtu.be/EEq8msvY5jM