オリヴィア・ワイルド初監督作『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』が8月21日(金)より全国公開となる。『her/世界でひとつの彼女』『リチャード・ジュエル』の女優オリヴィア・ワイルドが、 “俺たち”シリーズ、『バイス』の製作コンビバックアップの下、華麗に映画監督に転身。これまでになく大胆でパワフルな青春コメディは、SXSW映画祭を熱狂させ数々の映画賞を席巻。また、監督、脚本、主演の全てが女性主導という作品にテイラー・スウィフト、ナタリー・ポートマンら多くのセレブが絶賛と支持表明したことも大きな話題となり全米を熱狂させた。驚異の満足度97%!史上最高の爆走青春コメディがこの夏、ついに公開となる。
ガリ勉だってダサくない!監督初挑戦の女優オリヴィア・ワイルドがファッションへのこだわりも明かすインタビュー映像が解禁!
高校卒業前日に繰り広げられる女の子2人の大冒険が描かれた『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』。舞台であるロサンゼルスの卒業シーズンは太陽が燦々ときらめく夏!それでも主人公の生徒会長モリーはタートルネックにいつものブレザーとスカートを着用。夏だって、卒業前日だってブレないし、浮かれない。もう1人の主人公エイミーは、フェミニストらしさがあるヴィンテージのセーターにデニムのジャケットを着用したパンツスタイル。暑くないの?と突っ込みたくなるが、2人の個性を表した彼女たちなりのこだわりである。決してダサくない、自分を表現した現代の優等生系女子高校生の出来上がりだ。またサブキャラで異色の存在感を放つジジのファッションも見逃せない。2000年を代表する青春映画の1つ『あの頃ペニー・レインと』のペニー・レイン風の毛皮やヒョウ柄のコートを纏い、ジジが登場する度に場が華やかに。本作のお洒落リーダーとも言える。そして、本作で1番印象的なファッションはモリーとエイミーのお揃いの青いジャンプスーツではないだろうか。彼女らが招かれていない卒業パーティーになんとか行こうとする際に着用した、いわば戦闘服として登場する。この服に込められた意味には、第二次世界大戦期に工場や造船所で働く青いジャンプスーツを着た女性を「ロージー・ザ・リベッター」と呼んだアメリカの文化的アイコンを表している。今ではフェミニズムや女性の経済的自立のアイコンとして使われ、モリーとエイミーのただならぬ戦意が伺える。劇中で見せる、2人が青いジャンプスーツに着替えた後にお互いを褒めちぎり合う姿は、おかしくもあり胸熱な代表的シーンとなっている。
今回解禁となったのはオリヴィア・ワイルド監督と衣装デザイナーのエイプリル・ネイピアのインタビュー映像。エイプリルと言えば『レディ・バード』の衣装を手掛け、2018年コスチュームデザイナーギルドアワードにノミネートされるなどその実力はお墨付き。「新しい女の青春映画に賛同してくれた」とエイプリルについて話すオリヴィアは、「彼女の想像力から独自のアイデアができて、映画に多様性や新しい空気感が生まれた」と彼女の手腕を絶賛。青春女子映画といえばエイプリルの手掛けるファッションも醍醐味と言っても過言ではない。コメディ映画はおしゃれになり得ないなんて時代は古い!西海岸の今を生きる若者たちの最先端ファッションをぜひ本作で楽しんで。
8/21全国公開『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』ファッションインタビュー(オリヴィア監督&衣装エイプリル)
https://youtu.be/JWxfPCMQHlM