ブラック教師役・星田英利の乱入に会場も騒然!! 主演・佐藤勝利 力強いメッセージで熱い想いを熱弁『ブラック校則』初日舞台挨拶

ブラック教師役・星田英利の乱入に会場も騒然!! 主演・佐藤勝利 力強いメッセージで熱い想いを熱弁『ブラック校則』初日舞台挨拶
提供:シネマクエスト

日時:11月1日(金)
場所:丸の内ピカデリー1
登壇者:佐藤勝利、髙橋海人、モトーラ世理奈、星田英利、菅原伸太郎

「男女は1m以上離れる」「下着は白のみ着用可」「学校で歌謡曲を歌ってはならない」「授業中のトイレは男子1分、女子3分以内」等、生徒を必要以上に縛り付ける“ブラック校則”。本当にそれは必要な教育なのか?もはや単なる学校の体裁を守るための「生徒いじめ」ではないか――?11/1(金)より公開となった映画『ブラック校則』は、ブラックな校則に縛られ不登校気味になっていたある女子生徒との出会いから、彼女を救うため、そして本当の自由を手に入れるために、ブラックな校則と戦う男子高校生を描く、笑って泣ける青春ストーリー。11月1日(金)の公開日に、主演の佐藤勝利をはじめ、髙橋海人、モトーラ世理奈、菅原伸太郎監督、そしてサプライズで星田英利が登壇し<初日舞台挨拶>が行われた。

ついに迎えた初日、MCの呼び込みでゲストが姿を表すと大きな拍手と歓声に包まれる。座長として引っ張ってきた佐藤が「本気で映画面白かったという人だけ拍手してください」と声をかけると、一際大きな拍手が会場に広がるのを見て「そうかぁ。」と安堵の表情を浮かべ、「今日はじめて映画を見た後のお客さんの前に立たせてもらったのですが、公開できて本当に良かった」と感慨深げにコメント。また「日々のことを我慢している人。実施に校則で生きづらい学生たち、大人の人でも。生きづらい世の中を生きているみなさんの後押しになればと思います」と語り、さらに「この作品に主演するのが決まったのを生前のジャニーさんに報告した時に『ユー本当にやるの?」と信じてもらえてなくて(笑)だからこそ僕にはとても大事な作品で、それが世の中に響いてくれるといいなと思います」と熱い思いを込めた。

そして本作が映画初出演となった髙橋は「映画館の前を通った時に、これから公開される作品の中に『ブラック校則』があって、本当に僕映画に出るんだと思ってすっごく嬉しくて」と満開の笑顔を見せる。「この映画は親切で親切じゃない、その絶妙なバランスが大事なんじゃないかと思っていて、僕はこの作品が大好きです!」とコメント。モトーラは「撮影してから公開するまでがあっという間でもう公開かという感じなんですが、来年になっても…」とポツポツと戸惑いながらゆったりと話す様子を見て、すかさず佐藤が「遅送りで聞いてるみたいな(笑)。クランクアップの時も2,3分くらい何も言わずにっていうのがありましたよね(笑)」と助け舟。髙橋も「”モトーラの間”っていうんですよ。これに圧倒されちゃうんですよ僕ら(笑)みなさん気をつけてください!気づいたらもうやられてますからね(笑)」とコメント。和やかな空気になったところでモトーラは「来年になっても忘れないでほしいっていうことを言いたかったんです(笑)」と笑顔を見せる。そして菅原監督は「今日映画を見ていただいて、もし面白かったという方は、この作品を色んな人に薦めていただけたら嬉しいです」とコメント。

ここで上映後のお客さんなら特に共感できるであろう、星田英利が演じていた、ブラック校則を使って生徒の自由を奪ってやりたい放題の”ブラック教師”手代木先生の存在感について。そんな手代木先生についての思い出に佐藤は「撮影の時はめちゃくちゃブラックなことをやってくるけど、(演じていた星田は)撮影の裏では現場を盛り上げてくれていい人でした」と回想。そしてモトーラが「本当に怖かったです…。」と言い終えるまもなく。「オイコラ、何勝手なこと言ってんだお前らはオイ!!!」とどこからともなく怒鳴り声が。不穏な空気が流れるとなんと手代木役の星田がサプライズ登場。突然の乱入に何も知らされていなかった佐藤らは驚きの表情で「え!?」と目を丸くする。壇上に上がると星田は劇中の手代木さながら佐藤、髙橋を役名で呼び恫喝。モトーラに対しては「町田ぁ!オマエ化粧してんな!!オイ!」と怒鳴り散らかす。しかし「思いの外反応がなくてびっくりしてる(笑)」と星田が苦笑すると佐藤は「本当に知らされてなかったんでびっくりしすぎて」とフォロー。それでも星田は「お客さんも知らなかったのにこの反応だよ(笑)」と言うとまた佐藤は「(お客さんも)いま映画観終わったばっかりなので本当に(星田のことが)怖いんですよ!」と再びフォロー。

そんな星田との撮影時の思い出に佐藤は「僕が一番恫喝されたりひどいことされるんですが、その時は本当に怖かったですね」と振り返る。すると星田は「(撮影合間の控室となっていた)図書室で見かけた佐藤の不思議な行動をいじって反論。また星田は、扉を閉めるシーンで勢い余ってガラスが割れてしまい、自身だけでなく佐藤にも破片が飛びかかってしまった際に「勝利くん大丈夫やった!?」と心配すると「全然大丈夫です!血だらけですけど…いや嘘です嘘です(笑)」と言われ、「一瞬芸能生活が終わったかと思った」と冷や汗ものだった失敗談を振り返る。さらに髙橋には学校で撮影をしていた際に、夜に一人でトイレに行けない髙橋を驚かした時の髙橋の面白リアクションや、ライブで北海道に行った髙橋がくれたお土産が山形の米沢牛のサラミだったという面白エピソードを次々披露し場内は大爆笑に包まれる。

そして本日はさらなるサプライズとして、本作の脚本を手掛けた漫画家の此本和津也によるサプライズプレゼント、描き下ろし漫画のお披露目。スクリーンいっぱいに映された佐藤、髙橋、モトーラ演じたキャラクターの漫画を見てキャストは大喜び。急遽漫画のセリフに合わせて三人の即興芝居がはじまる。ノリノリで立ち位置や演出をつける菅原監督の合図で、即興芝居がはじまると、劇中のキャラクターになりきって素晴らしい即興芝居をやり遂げ、会場から大きな拍手が鳴り響く。

最後に主演の佐藤から「この作品は本当に色んな人に見ていただけたら良いなと思っているし、見てくださった皆さんは本気でこの作品が良かったから拍手してくださったと思っているので、まだ見てない方にもぜひ薦めていただき、この作品が色んな人に評価されていったらいいなと思います」と力強いメッセージを投げかけて、舞台挨拶を終えた。

最終更新日
2019-11-05 12:00:09
提供
シネマクエスト(引用元

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