社会奉仕がモットーの地元密着型ヤクザ“阿岐本組(あきもとぐみ)”が義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、病院や映画館など、困ってる人たちをボランティア精神で助ける今野敏による人気小説「任俠」シリーズ(中公文庫)が、西島秀俊と西田敏行のW主演で、遂に映画化!第一弾はシリーズの中でも、特に根強く愛され続ける『任俠学園』!真面目過ぎるが故、空回りしながらも世の為、人の為に走り回る不器用な彼らが、日本列島を笑顔で満ち溢れさせる!まさに“令和”の「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」シリーズとも言える、人情コメディが幕を開ける!このたび、主演2人を支える阿岐本組の組員を担う、伊藤淳史、池田鉄洋、佐野和真、前田航基。さらに、彼らが理事となって再建を図る高校の生徒として、葵わかな、葉山奨之、桜井日奈子の出演情報を一挙大解禁!
新たに解禁する阿岐本組組員に、伊藤淳史扮する小物感満載のチンピラ風ヤクザの稔(みのる)。兄貴分である組のNo.2日村役の西島との共演はこれまでにも多く、カタブツ日村とチンピラ稔の息ぴったりのコミカルなやり取りは笑って吹き出すこと要注意!そして、ひと目見たら忘れられない存在感を放つ、料理上手の武闘派というトリッキーな男・健一役に池田鉄洋。チャラ男風の金髪若手組員・真吉(しんきち)役に佐野和真。切れ者で頭脳派の徹(てつ)役に前田航基。個性豊かな役者たちが、見た目以上に強烈な濃いキャラクターに扮する。
また、そんな濃いめの俳優陣を迎え撃つべく集った生徒役には、今まさに“大注目”のフレッシュな3人!学園一の問題児で男勝りな性格のちひろ役に葵わかな。これまでの笑顔いっぱいの葵のイメージを覆すハチャメチャな役で新たな魅力を存分に発揮すると共に、時折見せるツンデレな姿にキュン死注意!そんなちひろの大ファンで、カメラ片手に追っかけまくる不思議カワイイ系男子の佑樹役に葉山奨之。反則級にカワイイ人懐こい笑顔には、老若男女問わずニヤけてしまうこと間違い無し!その抜群の笑顔の破壊力で、コワモテ阿岐本組員も虜に!?そして、幼なじみのちひろとは対象的に、生徒会に所属する学園の優等生…と見せかけて実はワケアリな生徒・美咲役に桜井日奈子。阿岐本組に反抗するダークな一面を覗かせる姿には、驚きと期待でドキドキが止まらない!
W主演の西島と西田、日本の映画界をリードする “夢の西×西コンビ”のもとに、個性豊かな実力派、注目俳優が揃い、この時代にこそ求められる “おっさんず” 世直しエンタテインメントが完成した!
キャストからコメントが到着!
<伊藤淳史(稔役)コメント>
本音で面と向かってお互いの感情をぶつけあう。そんな熱いものがたっぷりとつまっていて、本気で笑えて本気で泣ける。いまこの時代にはない、みんなが求めてくれる作品になったと思います。
<葵わかな(ちひろ役)コメント>
はじめての役柄で最初は戸惑いましたが、監督と相談しながら、身を任せて飛び込んでいくつもりで撮影にのぞむと、気づけば脚本ではじめにイメージしていたキャラクターと真逆なくらいになっていて、今まで演じさせていただいた役の中でも特に楽しくて好きな役になりました。
<葉山奨之(佑樹役)コメント>
こんなにも多彩で個性豊かな色んな世代の方が集まっている現場は珍しかったです。撮影現場はとにかく楽しくて、毎日笑いをこらえるのが大変でした。どこから台詞なのかアドリブなのか、それが分からなくなるくらい掛け合いが面白くて(笑)作品から、現場の面白さが伝わるといいなと思います。
<池田鉄洋(健一役)コメント>
朴訥で不器用な昭和的な人物の格好良さ。高倉健さんや寅さんのような人情味ある、永遠に生き続けられるような日村というキャラクターが、現代の話ですが、きっとどこか懐かしさも感じさせてくれると思います。
<佐野和真(真吉役)コメント>
お芝居をしながらも、人のあたたかさ、人情がとても素晴らしいものだと感じました。観たらきっと人にやさしくなれるんじゃないかなと思います。
<前田航基(徹役)コメント>
人情に生きるアツさを少しでも思い出させてくれる、そんな映画になったら良いなと思っています。
<桜井日奈子(美咲役)コメント>
いつも笑いの絶えない現場でした。美咲は闇をかかえている子で、初めて演じる役柄だったのでチャレンジでした。木村監督は現場でのひらめきから演出されることもあるのですが、ベテランキャストの皆様がそれを軽やかに笑いに変えて表現されていて、私は感動していました。クスっときて、じーんとくる楽しい作品です。