佐野玲於が考える『異性にモテる3箇条』に吉田羊が太鼓判?!更に!!佐野玲於からのサプライズプレゼントに「嬉しくて泣きそう」『ハナレイ・ベイ』公開記念舞台挨拶

佐野玲於が考える『異性にモテる3箇条』に吉田羊が太鼓判?!更に!!佐野玲於からのサプライズプレゼントに「嬉しくて泣きそう」『ハナレイ・ベイ』公開記念舞台挨拶
提供:シネマクエスト

日時:10月20日(土)
場所:新宿ピカデリー
登壇者:吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、松永大司監督

国境や時代を超えグローバルな読者を獲得し、世界に名作・話題作を発信し続ける作家、村上春樹。名実ともに日本を、そして世界を代表する作家である彼の珠玉の短編作品『ハナレイ・ベイ』。2005年に発表され単行本、文庫あわせ累計70万部を超えるベストセラーとなっている『東京奇譚集』(新潮文庫刊)の一篇である本作が映画化、10月19日(金)に全国公開となった。

公開から一夜明け、本作を鑑賞された多くの人達から「タカシの表情にグッと引き込まれた。サチの涙や切ない笑顔もとても良かった」、「映し出される全部で物語っていて、本当に素晴らしい映画」、「言葉が少なくてもすごく気持ちが伝わってくる映画でした!」など作品に対する絶賛の声が相次いでいる。そんな映画を更に盛り上げるべく、10月20日(土)に新宿ピカデリーにて公開記念舞台挨拶が開催され、主演の吉田羊をはじめ、佐野玲於、村上虹郎、松永大司監督が登壇した。

登壇した吉田は「撮影から約1年、こうして皆様にお披露目することができて感無量です」と挨拶し、吉田と親子役を演じた佐野も「素晴らしいスタッフの方々と仕事が出来た作品が公開となり、一人でも多くの方に観て頂ければと思います」と無事公開を迎えた気持ちを語った。本作の撮影にあたって吉田は英語とピアノ、佐野と村上はサーフィンを習得しなければならず、それについて吉田は「クランクインの1か月半前くらいに譜面が届き、当時やっていた舞台の合間をぬって1日8時間ほど練習していましたね。本編では2曲しか使われてないですが、課題曲が3曲あったので大変でした。英語の台詞も譜面と同じくらいの時期に届いて、(現地の外国人から)“上手いね”と言って貰わなければならなかったので、発音重視で猛練習しました」とハードな練習の日々を告白。同じく佐野も「サーフィン未経験だったので仕事前に4時~5時に家を出て1~2時間練習して仕事に行っていました。監督も一緒に海に入ってくれたりしましたね」と懐かしそうに振り返った。また、ハナレイ・ベイで行われた撮影では『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ジュラシック・ワールド』などのハリウッド大作映画に携わっているスタッフが参加していたとの事で、吉田は「午前中から撮影して調子が乗ってきたころにきっちりランチの時間が入る。生きるということを重視していて、それがまかり通る(撮影)環境が羨ましいですね」と日米の撮影スタイルの違いについて驚いた様子で語った。

映画のキャッチコピー〈人生で一番大切な人に会いたくなる映画〉から〈一番大切〉だなと思う人はいますかという質問が飛び出し、吉田が松永監督の名前を挙げ、「女優人生において、原点に立ち返る思いを経験させて頂きました。またいつか監督から“吉田さんとやりたいです”と言って頂ける女優になりたいなと思っています」とコメント。本作と松永監督との出会いが女優・吉田羊にとって重要なものであったことを熱く語った。
佐野は本作について、まわりの人たちから何かリアクションはあったかという質問に対し、事務所の代表であるHIROの名前を挙げた。大の映画好きであるHIROから“感じるものがある”と言われたらしく、「作品に参加して良かったと思った」と嬉しそうに語った。村上は“佐野玲於”とコメントし会場の笑いを取りつつも、「大きい映画と小さい映画が二極化していく中で、佐野君や全く違うジャンルで活躍している(佐藤)魁と一緒に仕事出来たことは大きかった」と、吉田と同様にこの作品での出会いが自分にとって大事なものだったと語った。
劇中でサチが語る〈女性と上手くやる為の3箇条〉のように、〈異性にモテる3箇条〉を教えて下さいという質問に対しては、吉田が「自分の意見を持って話を聞く」「尊厳を傷つけない」「筋肉を褒める」の3つを回答。実体験で筋トレをしているある男性俳優を褒めたら嬉しそうに話しだした経験があったとのことで、隣にいる佐野に吉田が「褒められるためにやっているの?」と冗談交じりに聞くと、佐野は笑顔で「ハイ!」と回答。キャスト同士の仲睦まじいやり取りを見ることが出来た。

ここで、佐野から「実は、去年ハワイで撮影中に羊さんにプレゼントを買っていまして…」と、吉田へのサプライズプレゼントが用意されていることが発表された。佐野から吉田へハワイで購入したアメジストのパワーストーンが渡されると共に、佐野がプレゼントを購入した時の映像もスクリーンで映し出された。佐野が「羊さんを少しでも支えられればと思って選びました」とコメントすると、吉田は「本当に嬉しいです。しかもアメジストは誕生石なので、泣きそうです。」と嬉しそうに語った。これに対してキャストや監督から「泣いたらそれがニュースの見出しになっちゃう」とツッコミが入り、先程と同様に和気藹々とした彼らの関係性が垣間見ることができた。

最後に松永監督が「この映画があるということを一人でも多くの人に伝えて下さい。それに見合うだけのものは作ったつもりです」と映画への思いを改めて語り、吉田は「私にとって女優としてのターニングポイントになった作品を、佐野君も村上君も大事に想っていることが今日の舞台挨拶で改めて分かって良かったです。作品を難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今日でなくとも、明日や1年後に、皆様の中で何かが沁みていけばいいなと思います」とコメントして締めくくり、イベントは幕を閉じた。

最終更新日
2018-10-22 12:00:32
提供
シネマクエスト(引用元

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