日時:9月27日(木)
場所:スターライズタワー
登壇者:菊地亜美、ジャングルポケット 斉藤慎二&おたけ
低予算映画ながらも、全世界でホラー映画では類を見ない世界的大ヒットを続けている映画『クワイエット・プレイス』が9月28日(金)より全国公開となる。今年4月に全米公開されるや、『レディ・プレイヤー1』『グレイテスト・ショーマン』を超える大ヒットを記録。社会現象とも呼べる熱烈な盛り上がりが拡がり、「バラエティ」、「ハリウッド・リポーター」、「ローリング・ストーン」、「タイム」など名だたる媒体が大絶賛、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の原作者スティーヴン・キングや、クリス・プラット『ジュラシック・ワールド/炎の王国』、ライアン・レイノルズ『デッドプール2』らがこぞってSNS上で作品を絶賛するなど、作品への賞賛はとどまる所を知らず、世界最大映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』をはるかに超える驚異の95%を現在も維持している(2018年9月27日現在)。本作の公開を直前に控え、タレントの菊地亜美とジャングルポケットの斉藤慎二&おたけをゲストに迎え「音を立てたら、即死」の世界で生き残れるか⁉公開記念イベントが実施された。
イベント開始早々、なぜかMCとともに一人で場内に現れたジャングルポケット・おたけ。「今日はMCというポジションでやっていきたい!」とイベントにかける熱意を語りつつ、早速映画の予告映像が流れると「これまでにもたくさんホラー映画観てきましたが、音が怖いというホラーのイメージを覆した新感覚。映画観ている間、息を殺して観てしまいました。」と明かし、【音を立てたら、即死】という映画の世界観を楽しんだ様子。
今回、そんな本作の世界を体験してもらうべく、絶叫必死!「音を立てたら即アウト」なゲームにチャレンジしてもらおう!ということで、ゲーム挑戦者の新婚・菊地亜美とジャングルポケット・斉藤が登場!『クワイエット・プレイス』というタイトルの通り、静けさが重要な作品にも関わらず、早速、騒がしい二人の本領発揮で無駄に大声を出して登場する二人。おたけからは「静かにしてもらえます?即死ですよ!」といったツッコミが入るなど、場内にはすでに笑い声が。《静か》とは程遠いスタートとなったものの、映画の感想を聞かれた斉藤は「上映中、ずっと心臓がバクバクしていてガマンできないんですよ!これは他の映画では味わえない緊張感ですね!」と本作を絶賛!菊地は「ホラー映画とか好きで、最近話題になった映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』という作品も観たりしていたんですが、まさかここまでホラー映画で泣かされるとは!映画の中の家族愛に感動です!」と語り、恐怖だけではない新たなホラー映画として本作を楽しんだことを明かした。
今回、二人ともが結婚して家庭を持つ身ということで、そんな二人のために用意されたのが「音を立てたら即アウト」ゲーム!劇中に登場する白砂が敷かれた道を再現し、砂に隠された足つぼロード上での縄跳び、虫おもちゃのトラップ回避に、劇中の食事シーンを再現した葉っぱを用いたお皿の上でロシアンルーレットといった過酷なゲームに挑戦!家族を守るための試練とはいえ音を立ててはいけないというルールに「それでご飯食べてきたのに?」と不満を漏らす斉藤。一方で「やだ…大丈夫かな。。。。怖い!!!!」とゲームスタート前から大騒ぎの菊地。音を立てたかどうかの判定は《即OUTボード》を持ったおたけが担当するということで、早速、菊地からゲームに挑戦してもらうことに。
「絶対に音は出しません!」と意気込みながらスタートした菊地だったが、歩き始めた直後に「ちょっとタイム!」とゲームを一時中断。「これ無理!」と大声を出し、場内を駆け回って足つぼロードの過酷さをアピール。ようやくゲームが再開すると、どうしても痛みに耐えかねて声が漏れてしまい、その都度、おたけが《即OUTボード》を出して、場内の笑いを誘っていた。特に虫おもちゃのトラップが一番苦手だったようで、トラップを見た瞬間「キャー!!!!」と大きな悲鳴をあげ、ゲームのルールを完全無視!最後にはわさび入シュークリームを食べて声を上げるなど、おたけから10OUTの判定をもらってゲームクリアならずの結果に。
続いて斉藤がスタートすると、「足つぼには少しづつ耐性がついてきているから」と自信を覗かせてスタートしたにも関わらず、一歩足と踏み出した途端に「ゔ―!」と大きな声を。痛みに耐えながらもゆっくり進む斉藤。そんな中、スタッフから時間が無い・・という指示がでたことを知り、いきおいよく進み始めたかと思いきや、縄跳びミッションをスキップするなどの暴挙に。場内は笑いに包まれる中、やはりそこは芸人さん。最終的にはコースを逆走し、菊地の倍以上足つぼロードを歩きながら縄跳びやわさび入りシュークリームにもしっかりチャレンジ!根性をみせながら場内を笑いの渦に巻き込んだ。
最終的に両者が音を立ててしまい、菊地が10アウト、斉藤がなんと21アウトという結果になったものの、映画の中だったら即死となっていた事態に、菊地と斉藤の二人は「こんなに激しいPRイベントは初めて!」「即死だったね・・」と口々にコメント。場内は笑いに包まれた。
続いて、4人家族のアボット家がそれぞれ力を合わせて生き抜いていく、という家族愛がテーマでもある本作にならって、手話でコミュニケーションしている映画の登場人物と同様に、よりチームワークを高めるためのジェスチャーゲームをすることに。二人が交互にジェスチャーと解答をしていくという内容にはもちろん罰ゲームがあり、解答を間違える毎に、最大1m20cmにもなる巨大風船が膨らんでいくという恐怖が襲いかかります。1つ目の「音を立てたら即アウト」ゲームでアウトを連発した二人。MCとして何もしないおたけに対し不満があったようで、斉藤は「お前もやれ!」と突然の声を荒げ、菊地も「そうですよ!ずるいです!!」と二人して無理やりおたけをゲームに引きずり込む展開に。「今日はMCだけって・・」と抵抗を見せるおたけをよそに、無情にもゲームがスタートした!
急遽、三人で行うことになったジェスチャーゲーム。菊地から始まったジェスチャーのひとつめのお題は「お風呂」!なぜか熱湯風呂を表現した菊地のジェスチャーに最初は苦戦し、思わずおたけから「下手くそ!(笑)」とツッコミが。声を出さず、必死に動きを変えてジェスチャーを続ける菊地の努力のかいあって見事斉藤が正解!続いて「出産」というテーマでジェスチャーを始めたところで菊地の持ち時間が終了に。計3問実施するはずでしたが、1問しか正解できなかったというこで、少しずつ風船が膨らみ始める中、続いて、斉藤がチャレンジ。「足音」というテーマに対し、なぜか動きではなく顔芸を始める斉藤。おたけからの「顔芸するな!」といったツッコミや菊地からの「顔!顔!」という声が上がる中、様々な動きをする中でタップダンスを踊った瞬間に菊地が見事正解!しかしほとんどの時間を最初のテーマで使ってしまい、2つ目のお題「ハロウィン」が始まった瞬間にタイムオーバーに。さらに大きくなった風船の様子に恐怖の表情を浮かべながら、最後はおたけの順番に。しかし、なぜかおたけの番が回ってきた瞬間に風船への空気の注入が止まらないというハプニング!かなりの大きさに膨らんだ風船に恐れおののきながら、「ホラー」というお題でジェスチャーを始めると…バァンッ!!!!と大きな音をたてて風船が破裂!!あまりの恐怖に斉藤は「もうやだよ!!」と言って場内を歩き回り、会場の笑いを誘った。
イベント後に行われた囲み取材では、本作を誰と一緒に観に行きたいかと問われ、「旦那さん」と回答した菊地は、「旦那さんはビビりだけどみたがりというタイプなんです!予告を見て観たいと言っていて、わたしも観終わった後、映画館でもう一度観たいと思っていたので、一緒に行きたいと思います!」と笑顔。既に本作を奥さんと一緒に観たという斉藤は、後輩芸人である「ナダル」をあげ、「最近ナダルが可愛すぎて!あいつがどう反応するか楽しみですね!」と満面の笑みで明かした。また、おたけは、6年付き合っているホラー好きの「彼女」と観たいそうで、「今回の<キングオブコント>で優勝したらプロポーズしようと思っていたんですけど、決勝にも行けなかった(苦笑)今年、来年くらいにはと思っています」と近々結婚することを匂わせた。
最近結婚した菊地は、子供について問われると「映画の中で子供を守る為に必死になる親の姿が描かれていて「すごい愛を感じたんです。なので、そういった強い想いをもって、守る存在ができるのはいいなと思っています」とコメント。同じく既婚の斉藤は「相方(太田)が仕事が終わるとすぐに家に帰るんです!芸人としては全く面白くない!子供は顔の大きさが横澤夏子のくせに…。」といいつつも「両親が教師だったり、よく学校にも手伝いにいったりして、子供は大好きなので早く欲しいとは思っています。」と明かした。本日のイベントで行ったミッションについては、斉藤は「こういうの慣れてきたとは思っていたけど痛いはやっぱり痛いですね…。わさびのシュークリームはお笑いのレベルじゃなかった!」と振り返り、笑いを誘った。