東出昌大を主演に迎え、濱口竜介監督が芥川賞作家・柴崎友香による同名恋愛小説を映画化した『寝ても覚めても』(9 月 1 日全国公開)。本作がコンペティション部門に正式出品される、第 71 回カンヌ国際映画祭へ主演・東出昌大、ヒロイン・唐田えりかが参加することが決定!参加決定に伴い、東出昌大、唐田えりかより、喜びのコメントが到着した。
東出昌大 コメント
「この映画に携わるスタッフ、キャストの間では、クランクイン以前から「この映画でカンヌに行きたいね」と合言葉のように言い続けていました。恥ずかしながらカンヌが何なのか分かっていませんでしたが、映画に人生の全てを捧げている濱口監督の背中を見ていると、「カンヌ」という言葉も不思議と違和感なく聞こえ、私自身も口にしていました。正式出品されると聞いた今もまだ実感がわきませんが、親愛なる濱口監督の映画が世界の舞台に上がることが心から嬉しいのと、「やっぱりあの人すげぇな~」と呟きながら、濱口監督の魅力に世間より早く気付いていたことに少し鼻を高くしています。」
唐田えりか コメント
「初のヒロイン、本格演技デビュー作でもあり、『寝ても覚めても』は私の”初”が沢山なのですが、まさか、初の映画祭でカンヌ国際映画祭に行けるとは…今もまだ嬉しくて興奮が収まりません。大好きな皆さんと参加できることもすごく楽しみです。この作品が、世界に羽ばたいていくのを大事に見送りたいと思います。」
第 71 回カンヌ国際映画祭は、来月 5 月 8 日より開催。コンペティション部門の映画祭公式の対象賞は、最高賞のパルムドール、次点のグランプリ、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞、審査員賞、芸術貢献賞。今年は女優ケイト・ブランシェットが審査員長を務める。ラインナップ発表で「新たな才能」と紹介された濱口監督『寝ても覚めても』受賞の行方に世界が注目している。
新たな場面写真も解禁!
合わせて亮平(東出昌大)と朝子(唐田えりか)が共に未来を見つめるような仲睦まじいカットが新たに解禁。ふたりの未来には何が待ち受けているのか?期待せずにはいられない。
人は、人のどこを好きになるのか?なぜ、その人でなくてはならないのか?二人の同じ顔をした男とその間で揺れ動く女の物語である『寝ても覚めても』。主演・東出昌大が、同じ顔をしていながらも全くタイプの違う男・亮平と麦(ばく)という一人二役に挑み、新星・唐田えりかがヒロイン・朝子を演じる。メガホンをとるのは、前作『ハッピーアワー』でロカルノ、ナント、シンガポールはじめ数々の国際映画祭で主要賞を受賞しその名を世界に轟かせた気鋭・濱口竜介。監督自ら熱望した「寝ても覚めても」の映画化で、満を持して商業映画デビューを果たし、初の世界三大映画祭出品でありながら、世界中の巨匠たちが名を連ねる世界最高峰のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出される快挙を成し遂げた。瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知、仲本工事、田中美佐子の豪華キャストが脇を固め、tofubeats が初の映画音楽を担当し主題歌を書き下ろすなど、最高の原作、キャスト、スタッフが集結。スリリングな展開が観るものに衝撃と共感を与える「大人の恋愛映画」の傑作がここに誕生した。