松岡茉優、初主演映画のワールドプレミアに大感激で魅力大爆発!「女も男も誰もが共感できる作品」『勝手にふるえてろ』東京国際映画祭 コンペティション部門公式上映 舞台挨拶

松岡茉優、初主演映画のワールドプレミアに大感激で魅力大爆発!「女も男も誰もが共感できる作品」『勝手にふるえてろ』東京国際映画祭 コンペティション部門公式上映 舞台挨拶
提供:シネマクエスト

日時:10月30日(月)
場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN7
登壇者:松岡茉優、渡辺大知、石橋杏奈、北村匠海、大九明子監督

映画松岡茉優主演『勝手にふるえてろ』が12月23日公開となる。原作は、01年に「インストール」でデビュー、「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさによる同名小説。本作が第30回東京国際映画祭のコンペティション部門作品として選出された。10月30日(月)コンペティション部門公式上映 舞台挨拶が行われた。

第30回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出されている、松岡茉優主演の『勝手にふるえてろ』が10月30日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、満席の会場に、松岡茉優、渡辺大知(黒猫チェルシー)、石橋杏奈、北村匠海(DISH//)、大九明子監督が登場した。

本作で映画初主演を務めた松岡茉優は、「世界的な映画祭で多くの方にご覧いただけて嬉しいです。この映画は、色んな人の闘いを誉め称えられるような映画。皆さん、忘れられない想いがあったり、忘れられない人がいる人にとって、“お葬式”の場になる映画だと思います。今日この映画を観て忘れられない気持ちを葬っていただければと思います。」と自身の言葉で映画についての魅力を語った。

本作で主人公・ヨシカの同僚でヨシカに告白をする“ニ”を演じた渡辺大知は、「この映画は僕自身大好きで、本日初めて皆さんの前で上映できることを心から嬉しく思っています。この映画は、女の子の心の中の叫び・爆発がたくさん詰まっていて、主人公を演じた松岡さんの魅力が爆発しているので楽しみにしていただけたらと思います。主人公は女の子ですが、男の僕でもすごく共感できたので、男性の方にも響いてくれたら嬉しいです」と本作は誰しもが共感でき、身近に感じてもらえる作品であると語った。

主人公・ヨシカの同僚で親友のOLを演じた石橋杏奈は,「ひたすら茉優ちゃんが可愛くて、女性であれば誰しもが必ず共感できるポイントがあって、笑えるシーンもたくさんある作品。絶対に楽しんでもらえる」と、渡辺に続き、共感度MAXでさらに満足度も高い作品であると太鼓判。

主人公が10年間想いを寄せる憧れの同級生“イチ”演じた北村匠海は、「女優の松岡茉優という素敵な人に飲み込まれてほしいなと思います」とメッセージ。自身の役柄については「“イチ”の普段言えない言葉や、“負”の感情を、僕は役として全面に押し出して演じました。残酷と言われる“イチ”への理解がすごくできたので、それを100%北村匠海として出し切った作品です。とても大好きな作品が世界へ羽ばたくことを一ファンとして願っています」と振返り、新たな北村が見れるとファンへの期待を高まらせてくれた。

大九明子監督は「今日がワールドプレミアということで初めてのお披露目となります。『勝手にふるえてろ』というタイトル通り、ドキドキ・ワクワクする映画になっています。当初は主人公の“ヨシカ的な人”に向けて作ろうとした映画が、このような国際的な映画祭のコンペティション部門に選ばれて本当に光栄です」と東京国際映画祭を経て国境を越え多くの人に観てもらえることへ期待を寄せた。

本作は登場人物のそれぞれのキャラクターが見どころのひとつでもある。
各キャラクターを演じる上で心掛けた点について、松岡は「原作のヨシカも好きだし、大九監督が紡いだ映画のヨシカも大好き。私たちの身近にいる“ヨシカ的な人”を救うためにはどうしようと色々と考えました。観た人からは笑ったとか、面白いと言ってもらいましたが、この映画で、報われてほしい人がたくさんいるなと思って演じました。ヨシカ独りのシーンもたくさんあるので、独りで感情を上げたり下げたりするのは楽しかったけど、独りという部分で舵を切るのが難しくも感じました。一生懸命ヨシカと闘いました。」と振り返った。

渡辺は、「“ニ”という役はどこにでもいる普通の会社員の役ですが、マイペースで暑苦しい猪突猛進型の男。キャラだけを意識するのではなく、“ニ”が心の中で密かに思っていることなど、“ニ”の内側を演じるように心掛けました」と役と向きっていたことを披露。

北村は、「最初、監督に“イチ”は残酷なやつだと言われ、僕もそう思っていたのですが、その残酷さというのがイチの中で意図しているものではなくて、イチという人間が独り孤独に生きてきたが故に他人への興味が欠如していったのだと。撮影中も出演者に仲のよい人たちがいましたが、皆と距離をとりながらお芝居をしていました。「やめて」という声には出さない表情をいかにナチュラルに出せるかということを意識してお芝居しました」と“イチ”という役作りについて振り返った。

最後に監督が「ヨシカ的な人に真っすぐ届けばいいや! という思いで、20代に閉じ込めてきたあらゆる罵詈雑言を盛り込んだシナリオを松岡茉優に託しました」と語り「私自身“私がヨシカだ”と、ヨシカのように突っ走って作った映画。皆さんには作品を観てもらって“私がヨシカだ!”と感じてもらえたらとても嬉しいです」と話すと、すかさず松岡が「私がヨシカですね!」と、登壇者での「ヨシカ」争奪戦が和気あいあいと繰り広げられた。

最終更新日
2017-10-31 12:00:39
提供
シネマクエスト(引用元

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