瀬々敬久監督、森口彩乃、佐々木心音、山田愛奈、原作者の紗倉まなが登場!映画 『最低。』第30回東京国際映画祭コンペティション部門出品初日レッドカーペット

瀬々敬久監督、森口彩乃、佐々木心音、山田愛奈、原作者の紗倉まなが登場!映画 『最低。』第30回東京国際映画祭コンペティション部門出品初日レッドカーペット
提供:シネマクエスト

AV女優・紗倉まなによる文芸小説を『64-ロクヨン-』(16)の瀬々敬久監督が完全映画化して話題の映画 『最低。』が、11月25日(土)より角川シネマ新宿ほかにて全国順次公開となる。本作が第30回東京国際映画祭コンペティション部門出品作品として、初日レッドカーペッドに瀬々敬久監督、主演の森口彩乃、佐々木心音、山田愛奈、そして原作者の紗倉まなが登場した。本作は“アダルトビデオ”と関わりを持ってしまった3人の女性たちを描いた物語。果てしなく続く日常に耐えきれず、新しい世界の扉を開く平凡な主婦・美穂(森口彩乃)。 家族から逃げるように上京しAV女優として多忙な生活を送る彩乃(佐々木心音)。自由奔放な母親に振り回される女子高生、あやこ(山田愛奈)。運命に翻弄されながら自分らしく生きようとする女性たちの姿を力強く、時に繊細に描き出し、今いる場所から一歩踏み出す勇気をくれる映画となっている。

10月25日より開催の第30回東京国際映画祭。あいにくの雨模様だったが、瀬々敬久監督を筆頭に、主演の森口彩乃、佐々木心音、山田愛奈、そして原作小説を手がけた紗倉まならが初日レッドカーペットに登場した。

現役AV女優として活躍している紗倉原作を映画化するにあたり、瀬々敬久監督は、「アダルトビデオに出演する女性の気持ちに関してはわからないこともありましたが、原作の小説がそんな女性たちの “日常”を描いている話だったので、普通の人と変わらない女性たちの普段の生活を描きました」とコメント。

グレーのシックなレースドレスで登場した原作者で人気AV女優の紗倉まなは映画化に対して、「映像化しにくい話だと思っていましたが、瀬々監督に素敵に色付けてもらいとても感激しました。女優の皆さんには性描写のシーンもすごく綺麗に演じて下さって、胸がいっぱいの思いです」とコメント。会場に駆けつけた多くのファンにも笑顔で応えていた。

白い清楚なドレス姿が印象的な森口彩乃は、AVの世界に足を踏み入れてしまう主婦・美穂役を演じ、「撮影を追うごとに役と自分自身が重なっていきました。映画を初めて見る方も、美穂と同じ目線で物語を追うことができると思います」と語った。

人気AV女優の役を熱演した佐々木心音は大胆で妖艶なシースルードレスで登場。本編では濃厚なラブシーンも多く、「心も身体も張った作品です。この映画に出たことで自分自身の殻も破れたと思います。」とコメント。

本作が初映画・初主演となり、次世代の注目女子としても取り上げられている山田愛奈は大人な雰囲気たっぷりのドレスを披露。「大人たちに振り回される思春期のもどかしさを演じるのが難しかったですが、映画の現場はこの作品が初めて経験だったので、毎日の撮影がとても楽しかったです」と振り返った。

最終更新日
2017-10-27 12:00:49
提供
シネマクエスト(引用元

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