女性初のアカデミー賞監督賞に輝いた『ハート・ロッカー』で、観客を主人公と共にイラクの地に乗り込ませ、作品賞を始め5部門にノミネートされた『ゼロ・ダーク・サーティ』では、オサマ・ビンラディンのアジトの中へと潜入させた。徹底したリアルな描写による圧巻の臨場感、先が読めない骨太でスリリングなストーリーテリングで、常に観客を圧倒してきたキャスリン・ビグロー監督。彼女が新たに挑んだのは、1967年のデトロイトを舞台に衝撃の一夜を描いた『デトロイト』だ。キャスリン・ビグロー監督最新作の日本公開タイトルが『デトロイト』に決定、2018年1月よりTOHOシネマズ シャンテ他、全国ロードショーされる。
『デトロイト』は、アメリカの近現代史を語る上で忘れることができない凄惨な暴動事件が起きたデトロイトを舞台に、連日暴動が続く中で起きた恐怖に満ちた“ある一夜”の事件を描く、衝撃の実話を映画化した。
8月4日に全米公開されるや、「最初のオスカー候補の映画のひとつが浮上 -AwardsCircuit.com-」「動揺し、感動し、怒りを覚える。痛ましい衝撃に心を打たれる -Vanity Fair-」「今年、最も偉大で貴重な映画 -Rolling Stone-」「必ず観るべき映画、再び伝えられるべき物語 -KGUN-TV/ABC-」など、メディアがこぞって絶賛。早くもアカデミー賞最有力候補作品の一つとなっている注目の話題作だ。
「今回は、観客の皆さんをアルジェ・モーテルの中へと誘う。リアルタイム感覚でストーリーを体験してほしい」と語るビグロー監督は、1967年の夏、アメリカを震撼させ、その後の公民権運動に大きな影響を与えた事件の舞台、デトロイトのアルジェ・モーテルへと観客を引きずり込む。連日暴動が続く中で起きた恐怖に満ちた一夜。そこで一体何が起こったのか。アメリカだけではなく、全世界を震撼させた禁断の真実が、今、明らかになる。
キャスリン・ビグロー監督最新作『デトロイト』は、2018年1月より全国ロードショー。