「銀魂」の舞台はパラレルワールドの江戸。江戸時代末期なのに、街には高層ビルが立ち並び、空には無数の宇宙船。SFと時代劇がミックスされた混沌とした世界で人情、笑い、そしてド派手なアクションが怒涛のように繰り広げられる。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍が衰退の一途をたどる時代に、侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時(小栗旬)と、銀時とひょんなことから出会った仲間の志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)たちの身におきる様々な事件を描いていく、笑いあり感動ありの物語。物語の超重要なカギをにぎる<鬼兵隊>のキャラクタービジュアルが一挙解禁となった。
<鬼兵隊>は、高杉晋助(堂本剛)率いる“攘夷過激派武装集団”。過激派攘夷浪士で結成されており、頭領の高杉は“攘夷志士の中で最も危険な男”と呼ばれている。妖艶な魅力とカリスマ性を兼ね、剣術も達人級の腕前を持つ人物。銀時と桂小太郎(岡田将生)とは、共に吉田松陽の元で学んでいた幼馴染であり、攘夷戦争時代の盟友だ。
<岡田似蔵(おかだ・にぞう):新井浩文>
盲目にもかかわらず、居合い切りの達人。人斬り似蔵と呼ばれ、恐れられている。危険な空気を漂わせる岡田役を怪演した新井浩文は小栗との激しいバトルシーンを振り返り、「大前提として怪我をさせてはいけないが、その中でも本気でやらないと迫力が出ない。怪我をさせないようにだけは、注意してやりました」とギリギリのアクションシーンに挑んだことを語っている。
<武市変平太(たけち・へんぺいた):佐藤二朗>
鬼兵隊の頭脳で冷静沈着、個性あふれる鬼兵隊の中でも“変人”と呼ばれる“変人謀略家”。個性たっぷりに演じた佐藤二朗は、「高杉一派の一人でありますし、鬼のように強い鬼兵隊の一人ということで、それをちゃんと意識してやりました。という今の僕のコメントが逆に原作ファンの感情を逆なでしないことを祈っています。」と福田組常連にもかかわらず終始恐縮気味。
<来島また子(きじま・またこ):菜々緒>
来島また子は二丁拳銃の使い手で”紅い弾丸“の異名を持つ攻撃的な美少女。抜群のスタイルで露出度の高い来島また子を完全再現した菜々緒は役作りについて「口癖の「○○ッス」いう言葉をほとんど口にしたことがないので、発音の仕方等が不安でした。何度かお芝居を重ねてくると、口癖になるほど定着しました。」と実写表現の難しさに直面したことを明かす一方、個性的な衣装のキャラクターとあって、「不安要素が強かったのですが、一から手作りで繊細に作っていただいて、衣装やウィッグを初めて身に着けた時、これなら、“来島また子”に近づけるかもしれないと感じました。こうみえてけっこう燃えるタイプなので、やるからには頑張ってやらせていただこう!という想いで臨みました。」と語った。
万事屋3人、桂&エリザベス、妙&源外…に続いて、鬼兵隊登場!さてお次は?映画『銀魂』は7月14日(金)より全国公開。