大人気マンガ「ONE PIECE」と四代目市川猿之助の「スーパー歌舞伎II」が融合した舞台「スーパー歌舞伎II ワンピース」。歌舞伎の古典的手法と最新技術を駆使したエンタテインメント性溢れる演出で話題を呼んだ舞台を、映像ならではのカットをふんだんに盛り込み、編集を重ねて2時間に凝縮。10月22日（土）より公開される『シネマ歌舞伎「スーパー歌舞伎II ワンピース」』から、市川猿之助演じるルフィが鮮やかに空を舞うカットが届いた。
舞台は頂上戦争編。
大秘宝ワンピースを探す大いなる航海の次なるステップ・新世界への入り口となるシャボンディ諸島での海軍との戦いの中で、麦わらの一味は散り散りになってしまう。一人になったルフィは兄・エースの処刑宣告の知らせを聞き救出に向かう。侵入不能の海底監獄を突破するルフィだが、エースは海軍本部に移送されてしまった後。そしてついにその海軍本部を舞台に、エースを救おうとする海賊団やルフィと、海軍との間で壮絶な決戦が繰り広げられる。
届いた場面写真は、市川猿之助演じるルフィが、エースが海底監獄から移送されてしまったことに気づき海底本部へと向かう場面。兄エースと思い出話をし「行くぞ！目的地は海上本部マリンポートだ！エース！待ってろよ！」と力強く叫ぶ。そしてルフィにスポットが当たり、宙乗りが始まるのだ。
通常、下手舞台から下手客席への移動が多い宙乗りであるが、今回は下手舞台から上手客席へと動く斜め宙乗りに新橋演舞場で初めて挑戦。サーフボードに乗ったルフィが宙に浮かび、巨大なクジラも登場して海を渡る様を表現している。
今回の舞台のために、ゆずの北川悠仁が提供した主題歌「TETOTE」が流れ、ルフィを見送る仲間たちが舞台や客席にも登場して大合唱。会場にいる観客たちも巻き込んで、盛り上がりは最高潮とななる。シネマ歌舞伎では歌詞もスクリーンに表示され一緒に歌って盛り上がれるかも？物語はこの後一転して、海軍本部での壮絶な戦いへと続いていく。
