『レヴェナント:蘇えりし者』イニャリトゥ監督が「夢だった」と明かす作品へのこだわりとは!?

『レヴェナント:蘇えりし者』イニャリトゥ監督が「夢だった」と明かす作品へのこだわりとは!?
提供:シネマクエスト

映画『レヴェナント:蘇えりし者』からアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の仕事ぶりが収められた特別映像が公開された。

『レヴェナント:蘇えりし者』特別映像
https://youtu.be/3AFqYeQsjjw

解禁された映像で、オスカー俳優のレオナルド・ディカプリオが「映画作りにおいてアレハンドロは真の天才だ。決して妥協しない」とイニャリトゥ監督の信念を明かす。その言葉を裏付けるようにイニャリトゥ監督は、「このプロジェクトは5年をかけた私の夢だった」と本作への思い入れを懐述。なかでも、イニャリトゥ監督こだわりの原野でのロングショット撮影は、スタッフ・キャスト誰にとっても初めての経験で“とんでもない”チャレンジとなった。

撮影は冬のカルガリーで行われ、日照時間がひどく短かったため、ショットを撮影するチャンスは短時間に限られ、さらに撮り直しができる保証はなかった。「やりがいがあって、楽しい撮影だったが、良いものを手にするには時間がかかった。我々は特定の趣と雰囲気を維持したかったので、忍耐強く追求しなければならなかった。特定の状況をつくるという意味では、グラスの役どころと同様に“罠を仕掛ける猟師”になったのだ」とこだわり抜かれた撮影を振り返っている。

『ゼロ・グラビティ』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に続いて、今作で史上初のアカデミー賞撮影賞3年連続受賞のエマニュエル・ルベツキもまた「アレハンドロは、他の監督と違ってわずかなセリフで印象的な映像を作る」とイニャリトゥ監督を絶賛する。名だたる監督と協業してきた経験者をもうならせる手腕を、今回公開された映像では垣間見ることができる。

最終更新日
2016-04-15 18:53:17
提供
シネマクエスト(引用元

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