監督スティーヴン・スピルバーグ×主演トム・ハンクス×脚本イーサン&ジョエル・コーエン兄弟による話題作『ブリッジ・オブ・スパイ』の日本公開日が、2016年1月8日に決定した。10月4日(米現地時間)に行われたニューヨーク映画祭レッド・カーペットイベントにはスピルバーグ監督、トムら豪華スタッフ&キャストが出席し、それぞれ作品についてコメントした。ハリウッドきってのヒットメーカーの地位に君臨し、アカデミー賞の監督賞に2度輝いたスピルバーグ監督は、「ニューヨークで撮影されたこの作品をニューヨーク映画祭で上映することができて光栄です。この作品は、冷戦下で大国間の戦争を止める大役を突然任されることになった一人の普通の男を描いています。国境を越えて人間同士分かり合うという真理の大切さが伝わると嬉しいです」と明かした。続いて、アカデミー賞の主演男優賞を2年連続で受賞したトムは「この作品は今を生きる人に自分が同じ立場でだったらどうするだろうかと問い掛けている。(スピルバーグ監督作品に出演するのは)楽しいけれど、恐いことでもあるんだ。失敗は許されない。この作品を僕の最後のスピルバーグ監督作品への出演にはしたくないからね」と冗談を交えて自信のほどを語った。上映後には、「息を呑むばかりのスピルバーグの素晴らしい職人技」(THE INDEPENDENT)、「主演のトム・ハンクスが力強い」(THE GUARDIAN)、「歴史的でありながら、同時に現代にも通じるテーマを持っている」(DEN OF GEEK)、「最後まで見る者に息もつかせないスピルバーグの素晴らしいプロット」(INDIEWIRE.COM)など、作品を絶賛するコメントが現地メディアに多数掲載された。
ブリッジ・オブ・スパイ
アメリカとソ連が一触即発...