映画『ピッチ・パーフェクト2』のスペシャルイベントが28日に都内で行われ、歌手のMay J.とお笑いコンビ「おかずクラブ」がゲストとして登場。グラミー賞4冠のサム・スミスと覆面アーティストのシーアが手掛けた今作の主題歌『Flashlight』をアカペラで披露し会場をわかせた。映画の上映が終了し、劇場内に興奮の余韻が残る中、ステージにヒューマンビートボックスのTATSUYAが登場しボイスパーカッションのパフォーマンスを披露し、続いて女性コーラス隊が登場。『RUN THE WORLD』を披露した。曲間にはおかずクラブの2人が乱入し、ダンスらしきものと奇声（？）を交えつつコーラス隊と共に熱唱し、笑いを誘う。そして、続く『Flashlight』でMay J.が登場し、力強い歌声を響かせ、会場は感動に包まれた。歌い終えるとゆいPが興奮の面持ちでMay J.とのコラボについて「初対面でぶっつけ本番でしたが、見ての通り息ピッタリでした！」と満足そうに語り「これからも3人でやっていきたいと思ってるんじゃないかな……というのが（May J.の）表情から伝わってきましたが……（笑）」と遠回しにトリオ結成をMay J.に促す。May J.は「どんなコラボになるか直前までわかんなかったんですが、即興という感じで楽しかったです！」と充実した表情を見せた。改めて映画についてMay J.は「歌にフォーカスした映画はよく観ますけど、『ピッチ・パーフェクト』はアカペラにフォーカスしていて、歌が本来持つ力を改めて感じます。最近のヒット曲もアカペラで歌っていて新鮮！」と語る。さらに「友情や恋愛、将来への不安などひとりひとりが悩みを持っているけど、それを打ち明け合って絆を深くし、困難を乗り越えていく。こんな大学生活が送れたら楽しそう！」と歌のパートだけでなく物語そのものへの共感も口にし「歌も人生と共に生きていくものなんだなと思いました」と語った。映画の中に登場する“ファット”エイミーのイメージでこの日のイベントに呼ばれたおかずクラブの2人だったが、壇上では映画の中のメンバーたちさながらの絆の深さを見せつけた（？）。出会って7年になる2人の関係について、ゆいPは「友達として（関係が）始まったわけではないし、“友情”ではないですね。けんかもたくさんする」と言えば、オカリナも「友達ではないですね。家族のようなもの？」と切っても切れない絆の深さを口にする。映画の見どころについてオカリナは「好きなことに一生懸命な人を見るのが好き！」と言えば、ゆいPさんがすぐさま「見るのが好きなだけじゃなくて自分も頑張ろうね。深刻だよ！」と辛口のツッコミを入れるなど、やはり息はピッタリだった。May J.は改めて最後に映画の見どころとして「バトルシーン」を挙げ「ダンスバトルは見たことがあるけど、歌でのバトルは初めて。レベルが高くて圧倒されました！」と熱い口調で語っていた。『ピッチ・パーフェクト2』は10月9日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズで先行&10月16日より全国公開。
