成田凌と沢尻エリカの共演により、ワクチン接種で妻を亡くした主人公が声を上げる中で、虚実入り乱れる世の中の情報に翻弄されていく姿を描いた「#拡散」が、2月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。ティザーポスターが到着した。
介護士の浅岡信治は妻をワクチン接種の直後に亡くし、喪失感と疑念に苛まれる。そして、遺影を掲げながら責任を追及し続けると、その姿は“夫婦愛の象徴”として報じられることに。だがいつしか“反ワクチンの象徴”として利用され、浅岡は孤立していく--。
「ゴールド・ボーイ」で製作総指揮を務めた白金(KING BAI)が企画・監督を担い、「あゝ、荒野」「アナログ」「正欲」などの話題作で知られる港岳彦が脚本を手掛け、富山県でオールロケを実施。
成田凌は浅岡信治役、沢尻エリカは新聞記者の福島美波役で出演する。浅岡が抱くのは愛か狂気か? その行く末を見届けたい。
〈コメント〉
成田凌
魅力的なスタッフ、共演者。
かなりチャレンジングな企画。
オファーを受けていいものか、はじめは少し迷う自分もいました。
ですが、脚本を読ませていただき、即決。
生活の一部となっているものの恐ろしさを改めて感じる作品だと思います。
富山の最高のロケーションのもと、最高のスタッフ、キャストと濃密な時間を過ごすことができました。
映画「#拡散」、お楽しみに。
沢尻エリカ
今回は記者役で参加しています。
なかなか踏み込んだ題材で、今の時代を象徴する作品だと思います。
久しぶりの映像作品で緊張もありましたが、
スタッフ・キャストのみなさんに温かく迎えていただき、とても心強かったです。
映画『#拡散』、ぜひご期待ください!
白金(KING BAI)監督
この映画は、反ワクチンでも推進でもありません。あの時、誰もが経験した「見えない不安」をどう受け止めるかを描いた作品です。人は時間が経つと、嫌な記憶を少しずつ忘れていきます。しかし、あの時感じた痛みや恐れをもう一度見つめ直すことも必要だと思いました。一つの悲劇を通して、人間の優しさと脆さを描きました。AI時代を迎え、音声も映像もより多くのフェイクが作られるようになるでしょう。だからこそ、自分を信じ、身近な人を大切にしながら生きることが重要になります。情報があふれる社会の中で、「何を信じるか」「どう生きるか」を考えるきっかけになれば嬉しいです。私自身も答えは分かりません。この映画を通じて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
「#拡散」
原案・編集・監督:白金(KING BAI)
脚本:港岳彦
出演:成田凌、沢尻エリカ
制作プロダクション:白菜娯楽
配給:ブシロードムーブ
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公式サイト:kakusan-movie.com