映画音楽の巨匠ミシェル・ルグランの軌跡を辿りつつ、“人生最後の公演”に臨む姿を追ったドキュメンタリー「ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家」が、9月19日(金)より公開される。それを記念し、ルグランとジャック・ドゥミ監督がタッグを組んだ「シェルブールの雨傘」(1964)、「ロシュフォールの恋人たち」(1967)、「ロバと王女」(1970)の3本を、同じく9月19日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で順次上映することが決定。ポスタービジュアルが到着した。
「シェルブールの雨傘」は全編音楽のみで展開する画期的ミュージカルで、カトリーヌ・ドヌーヴの出世作。第17回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝き、主題歌も大ヒットした。
「ロシュフォールの恋人たち」はフランソワーズ・ドルレアックとカトリーヌ・ドヌーヴの姉妹をはじめ、「雨に唄えば」のジーン・ケリー、「ウエスト・サイド物語」のジョージ・チャキリスらスターが顔を揃えたダイナミックなミュージカル。
「ロバと王女」はシャルル・ペローの童話をもとに、ルグラン、ドゥミ、ドヌーヴの3度目の顔合わせで描いたおとぎ話ミュージカル。
ルグランの魅惑の音楽が誘う、色鮮やかな作品群を楽しみたい。
「シェルブールの雨傘」 ©Ciné-Tamaris 1993
提供:ハピネット・メディアマーケティング
配給:ハピネットファントム・スタジオ、アンプラグド
©Ciné-Tamaris 1993 ©Ciné-Tamaris 1996 ©2003 Succession Demy
巨匠の軌跡と“最後の公演”に迫る「ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家」