韓国でヒットしたWEB漫画を、Jホラーの巨匠・高橋洋が脚本を手掛けて映画化した「オクス駅お化け」が、10月6日(金)より全国公開。特報映像とティザービジュアルが到着した。
バズらせることがすべての駆け出し記者ナヨンは、ソウルの地下鉄〈オクス駅〉で起きた人身事故を記事にすることに。ボーイフレンドのウウォンを助手にして取材を進めると、「線路に子供がいた」という奇妙な証言に出会い、またある目撃者は取り憑かれたように謎の数字を連呼する。やがて周囲で変死が相次ぎ……。
監督は「人形霊」など数々のKホラーを手掛けてきたチョン・ヨンギ。主演は『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』のキム・ボラ。共演はN.Flyingのドラマーであり、日本のドラマ『君と世界が終わる日に』に出演したキム・ジェヒョン。韓国では小規模公開ながら初登場第3位を記録した。
〈コメント〉
脚本:高橋洋
『オクス駅お化け』の脚本を書いたのは今から5年前。パク・クネ政権末期の頃です。オクス駅はソウルのど真ん中、漢江の近くに本当にある駅で、実際の駅名を堂々と出してホラー映画を作るなんて…と日韓の感覚の違いに驚いたというか、羨ましく思いました。地下深くにある廃駅にも案内されました。映画にも地下鉄の廃駅が出てきますが、あれも本当にあるんです。僕は列車恐怖症で、書いている間、怖くて大変でしたが、そういう苦労が映画から伝わってくれると嬉しいです。いかにも韓国映画らしいエグい展開が待っていますが、実は元ネタは日本で戦後まもなく起こった、あるおぞましい事件です。
監督:チョン・ヨンギ
「オクス駅お化け」は、日本のホラー映画の巨匠である高橋洋さんとのコラボレーションにより製作されました。ほとんど前例のない日韓共同製作で完成したホラー映画「オクス駅お化け」は、韓国と日本のホラー映画の特徴と長所を融合し、日本の皆様にも大いに楽しんで頂ける作品に仕上がったと思います。また、映画に登場する4桁の数字は、韓国で児童を対象とした犯罪事件の日付であり、忘れずに覚えておきたいという思いで慎重に入れました。日本の皆様に映画を楽しんで頂き、そのことにもほんの少し気に留めて頂けますと幸いです。
「オクス駅お化け」
脚本:高橋洋、イ・ソヨン、白石晃士(脚本協力) 監督:チョン・ヨンギ
出演:キム・ボラ、キム・ジェヒョン、シン・ソユル
2022年/韓国語/80分/スコープ/カラー/5.1ch/原題:옥수역귀신
配給:松竹ODS事業室 PG12
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