「ポセイドン・アドベンチャー」を生んだポール・ギャリコの小説を原作に、ディオールのドレスに魅せられてパリへ渡った家政婦の物語を描く「ミセス・ハリス、パリへ行く」が、11月18日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかで全国公開。ティザーポスターが到着した。
1950年代ロンドン。戦争で夫を亡くした家政婦ミセス・ハリスはある日、働き先でクリスチャン ディオールのドレスに出会う。その美しさに心を奪われた彼女は、ディオールのドレスを買うためパリへ渡る。新しい街で、新しい出会い、そして新しい恋が……?
ミセス・ハリスを演じるのは「ファントム・スレッド」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたイギリスの名女優レスリー・マンヴィル。 ディオールで働くマネージャー役にはフランスの大女優イザベル・ユペール。さらにランベール・ウィルソンやジェイソン・アイザックスといったベテラン俳優ならびに「エミリー、パリへ行く」(Netflix)で人気上昇のリュカ・ブラヴォー、「シスター戦士」(Netflix)で主演したアルバ・バチスタらが脇を固める。
そして「クルエラ」などで3度のアカデミー賞に輝くジェニー・ビーヴァンが劇中のドレスをデザインし、元VOGUE JAPAN編集長でファッションジャーナリストの渡辺三津子氏が字幕を監修している。
渡辺三津子氏コメント
「一着のドレスは人生を変える魔法を持つ」。その真実を軽やかに描いたこの作品は、私の仕事の原点を思い出させてくれる楽しい出会いでした。また、制限のある字幕でどこまでファッション界の雰囲気を伝えることができるかは、難しくも新鮮な経験となりました。“夢”の中にこそあるかけがえのない喜びを感じてもらえたらうれしいですね。
ティザーポスターは、ロンドンでは抑えた装いのミセス・ハリスだが、水面にはパリでの華やかなドレス姿が映る、というロマンティックな絵柄。ハッピーでファッショナブルな夢追い女性の物語に心躍るはずだ。
「ミセス・ハリス、パリへ行く」
監督・脚本:アンソニー・ファビアン
出演:レスリー・マンヴィル、イザベル・ユペール、ランベール・ウィルソン、アルバ・バチスタ、リュカ・ブラヴォー、エレン・トーマス、ジェイソン・アイザックス
字幕監修:渡辺三津子
原題:『Mrs. Harris Goes to Paris』
配給:パルコ ユニバーサル映画
© 2022 Universal Studios