「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(スターツ出版文庫)など、10 代を中心に絶大な人気を誇る泣ける青春小説のヒットメーカー汐見夏衛の「ないものねだりの君に光の花束を」(角川文庫/KADOKAWA 刊)が、原菜乃華、作間龍斗(ACEes)を W 主演に迎え実写映画化。11月 20 日(金)より全国公開。
この度、東京国際映画祭にて、本作の舞台挨拶が実施!
10 月 26 日(月)より開幕中の第 39 回東京国際映画祭。本作は国内外で大きな話題を集めた最新作や注目作に厳選して上映される、映画祭を代表する部門の一つでもある【ガラ・セレクション部門】に公式出品作品として選抜されている。開幕当日に行われたレッドカーペットには、W 主演を務めた原菜乃華、作間龍斗(ACEes)が参加。華やかなレッドカーペットを堂々と歩く二人の姿は、会場の注目を集め、大きな話題となった。
そんな中、東京国際映画祭にて行われた舞台挨拶に、原菜乃華、作間龍斗の二人が揃って登壇。満席の会場に二人が登壇すると、客席からは盛大な拍手が沸き起こる中、それぞれ「本日はお忙しい中、足を運んでくださりありがとうございます。このような歴史ある映画祭にこの作品を連れてきていただけて、登壇できることが嬉しいです」(原)、「お忙しい中、足をお運びいただきありがとうございます。先日も初めてレッドカーペットを歩かせていただきましたが、映画祭に携わらせていただくこと自体も初めてなので、今日もすごくソワソワしていますが...この映画の魅力をお伝えできたらと思います」(作間)と一言ずつ挨拶し、舞台挨拶がスタートした。
自身を“普通”と思い込み、自分らしさを見つけられずにいる高校生・影子(原)と、人気急上昇中のアイドルという“特別”な存在でありながら、誰にも打ち明けられない壮絶な過去を抱える真昼(作間)。“もう逃げたい”と追い詰められる同級生・真昼に手を差し伸べ、絶望の淵から救い出す感涙の物語を描いた本作。それぞれ演じるにあたりどのようなことを意識したか問われると、原は「影子は自分が普通であるということにコンプレックスを持っている高校生なんですが、小説が好きな一面もあったりするので、言葉に責任感のある子なんじゃないかなと思っていて...」と役について分析する。「(影子は)思っていることをすぐに口にしなかったり、相手がどう感じるかを先読みして、考えてから言葉に発する子だと思うんです。なので、考えていることはあるけれど口にしない、ということが普通の人よりも多い子だと思っていたので、“今、影子は何を感じているんだろう”と考えながら現場にいました」と振り返っていた。
一方、真昼を演じた作間は、「完璧なアイドルという役どころだったのですが、僕はそんな感じではないので...非常にプレッシャーのかかる役だなと」と演じる上で緊張もあったという。「小説や脚本を読むと、真昼は僕自身が経験したことのないような過去を抱えていたり、ギリギリの状態でアイドルをしていることを知ったので、より彼のことを知らなきゃと思いながら演じていましたし、僕のアイドル活動とは違うアイドル像を作らなきゃいけないなと思いながら演じました」と心境を明かしていた。
また、それぞれが役に共感したことについて触れられると、作間は「本当に表裏一体というか。影の部分があってこその光だと思うので、僕の活動と照らし合わせてみても、似ている部分はあるのかなと」とコメント。「経験したことがあるからこそ輝けるし、“この人はああいうふうに頑張っていたもんな”と思っていただける方が、感情移入もできると思うので...、真昼はそれも含めて素敵なアイドルだなと思いました」と笑顔を見せた。そんな作間に対し、原は役柄に共感できる部分として、「好きなことの話になると饒舌になるところは、(影子と)似ているのかなと。人から言われることもあります」と告白。すると作間から「ありますよね。アニメの話をしている時とか、そんなスピードで喋っている気がします」と、撮影現場での様子を暴露される一幕も。思わぬ目撃談に、原は「気恥ずかしいです」と照れ笑いを浮かべていた。
“普通”や“特別”というワードが、テーマの一つにもなっている本作。話題作への出演が相次ぎ、若手実力派俳優として第一線で活躍する原と作間は、一見すると“普通”とは対極にいるようにも思える二人だが、それぞれ自分を普通と感じること、あるいは特別だと感じる瞬間についての話題に。
まず“普通”と感じる瞬間について、作間は「朝起きた時に、普通の人間だなと感じますよね」と切り出し、「“眠たい”と思いながら今日も朝起きて、普通の生活をしているような感覚に陥るんですが、“今自分がさせてもらっていることは特別なんだぞ”と認識し直すというか...そういうことを常に考えている感覚はありますね」と、自身の感覚を語った。さらに、自身の中で“普通”が“特別”に切り替わる瞬間について尋ねられると、「僕からすると、この業界に入って、“僕はこれでやっていくんだ”と決めた時から、(芸能生活は)普通と言えば普通なんですよね」と回答。一方で、「でも(他の人にとっては)特別なことでもあるという、普通と特別が共存している感覚ですね。その特別に感謝しながらやっていかなきゃいけないなと思います」と、仕事に向き合う思いを明かしていた。
一方、自身が持つ“特別”について、原から飛び出したのは「食べるところが早いことですかね」というキュートな回答。「職業病と言われるものだと思うんです。小さい頃はそこまで早くなかった気がするんですが、(撮影の合間に)お昼休憩があると、お部屋を変えたり、メイク直しをしなきゃいけなかったりして、そうなると(休憩が)10 分くらいになったりするんですよね」と説明し、「とりあえず(ご飯を)かき込む!みたいな瞬間が多くて、年々(食べるスピードは)早くなっているかもしれないですね」と明かしていた。また、自身の中で“普通”だと感じる部分について、原は「人前が緊張します。今も緊張しています」と告白。作間が「そういうふうには全然見えないですけどね」と返すと、原も「作間さんも全然、緊張されないですよね」と応じ、互いの印象を語り合っていた。しかし、先日行われたレッドカーペットを振り返った作間は、「あの時はさすがに緊張しましたし、それを原さんに見抜かれてましたけどね」と回顧。原も「動きが機敏でした。いっぱい(いろんなところを)見てるなと思いました。視線が動いている感じがしました」と当時の様子を振り返りつつ、「初見で(緊張を)感じさせないのはすごいなと思います」と羨んでいた。
そして最後に、これから本作を鑑賞するファンに向けて、二人からそれぞれメッセージが。「映画を観終わった後は、隣にいる人や、何気なくいつも接している人たちを思いやったり、寄り添ってみようと思わせてもらえる、温かい映画になっていると思います。ぜひ楽しんでください」(作間)「今までに見たことがない、二人の恋でも友情でもない関係性が温かい作品だなと思います。日々生きていると、自分のことを好きになれない瞬間もあると思いますが、もう一度自分のあるものに目を向けたくなるような温かいメッセージが詰まっている作品だと思います。このあとの上映楽しんでいただいて、公開も楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです」(原)とコメントすると、本作への想いが感じられる温かな言葉に会場からは盛大な拍手が湧き起こる中、舞台挨拶は幕を閉じた。
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配給:ギャガ 2027年全国ロードショー
映画クレジット:© 2026 SANRIO KTMCR COMMITTEE




