
1970 年代ニューヨークの場末にあった小さなバー「CBGB」が、パンク/ニューウェイヴの震源地へと変貌していく過程を描く音楽伝記ドラマ『CBGB ニューヨーク、PUNK が生まれた場所』が 10 月 23 日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。
この度解禁となった本編映像では、トーキング・ヘッズが伝説的ライブハウス“CBGB”での初演奏シーンから始まる。ボーカル・ギターのデヴィッド・バーンが「バンド名はトーキング・ヘッズ。近隣の住人です」と自己紹介をしてから演奏された楽曲は「サイコ・キラー」。ベースがテンポよく鳴り響くと、その演奏へと引き込まれていくヒリー。店にいた客たちも流れてきた音楽に耳を奪われ、思わずステージを振り返る。その場にいた全員がトーキング・ヘッズの音楽に魅了され、数々の有名アーティストたちがいかにして CBGB のステージによって見出されていったのかが理解できる。トーキング・ヘッズがロックの殿堂入りを果たした授賞式で、デヴィッド・バーンが「俺たちが活動を始めた頃、オリジナル曲を演奏させてくれるクラブはほとんどなかった。ヒリーは演奏する場所を与えてくれた。本当にありがたかった。ヒリーが音楽を存在させたんだ」とスピーチしたように、トーキング・ヘッズと CBGB との繋がりの深さが伝わってくる映像となっている。なお、映画のオープニング曲であるトーキング・ヘッズの「Life During Wartime」の歌詞には“CBGB”が歌詞に出てくるので、そこにも注目してほしい。
また初日の 10 月 23 日(金)にはシネマート新宿にて、ランドール・ミラー監督、脚本のジョディ・サヴィン、写真家で ラモーンズ ・ファンクラブ・ジャパン会長の畔柳ユキが登壇する初日舞台挨拶を実施!イベント後には、サイン会も開催される予定。
また俳優・映画監督の田口トモロヲ、ザ・クロマニヨンズの真島昌利、漫画家のハロルド作石や若杉公徳ほか 22 名よりオピニオンコメントが到着!
店主がクズならバンドもクズ。何かを持ってるクズたちが輝き出した歴史の発火点をヒリー・クリスタルの視点から見たら、まさにこんな感じだったのかも。美化せず臭いや湿度まで伝える、愛と笑いの NY パンク伝。
―――荒野政寿(CROSSBEAT)
1976 年、PUNK は音楽のジャンルとしてではなく既存の価値観をハックする DIY の思想として産声を上げた!!!!!!! そんな オリジナリティを至上命題としたパンク 50 年の歴史が、この映画では細部に渡り再現された CBGB のセットを舞台に、コピーバンドによって再起動されるのだ!!!!! まるで「パンク版モノマネ王座決定戦」!!!!!!! ここに恐るべき逆説がある。そして2010 年、既存の放送制度の外側に DIY で誕生した DOMMUNE もまた、CBGB の思想的末裔なのかもしれない。パンクとは音楽ではない。精神的拠り所、そして自律的媒体を、自分たちの手で発明することなのだ!!!!!!!
―――宇川直宏(DOMMUNE)
人生終わりかけた冴えない中年男の底辺からの一発逆転物語。映画にも登場する『PUNK』誌のレッグス・マクニールによる
NY パンクのオーラル・ヒストリー『プリーズ・キル・ミー』と併せてどうぞ。
―――小野島 大(音楽評論家)
かつては明らかにダメダメかつ不潔で危険と言われ、事実そのとおりだった「あの時代のあの場所」に、いろんな意味でダメダメな連中が集い吠えるパンク・ファンタジー。英の『24 アワー・パーティー・ピープル』の向こうを張れる、漢ヒリー・クリスタルの一代記をスネイプ先生(故アラン・リックマン)が美声でキメれば、ロンことルパート・グリントがなんとデッド・ボーイズの(先ごろ急逝した)チーター・クロームを演じている!——ところにも魔法感が。かつては、地上にこんな場所があった。犬の XX 落ちた床と異様に XXX なトイレと、そして轟音響く「場末」のストリートから、たしかにパンクは生まれてきたのだということを、この映画は思い出させてくれる。
―――川崎大助(作家)
パンクの聖地 CBGB の物語を見て俺の若い頃も名物店長のいるライブハウスがあってライブの度に親身にアドバイもらったり馬鹿みたいに飲んだりしたのを思い出したよ。俺にも「何かある」って思ってくれてたんかな。あとライブハウスは清潔に限るね。
―――冠徹弥(THE 冠)
撮影で通った NY で一番好きな場所 CBGB。汚いトイレや細長い店内、バワリー通りの危ない空気が映画の中で蘇る
―――yuki kuroyanagi (写真家・ラモーンズ・ファンクラブ・ジャパン会長)
大好きなアラン・リックマンがヒリー・クリスタルを! テイラー・ホーキンスがイギー・ポップを!
今は亡き2人がロックのレジェンドを演じる姿を、スクリーンで見ることができて本当に嬉しい!
―――鈴木喜之(音楽ライター)
暗く薄汚れたライブハウスの店内
バーカウンターで見知らぬ者と酌み交わした安酒
クセ強めで個性とプライドだけは人一倍のバンドマン
そして“人生の大切な何か”を求めて集まった観客たち
遠いニューヨーク、伝説的なライブハウスの映画が
なぜこんなにも僕らの胸を打つのだろう
これは、ロックに憧れ、魂を焦がし、青春の全てを捧げた僕たち全員の物語だ。
―――高橋慎一(映画監督『THE FOOLS 愚か者たちの歌』)
最高に〝何かある′′映画!
偶然か必然か!?パンクの庇護者になった CBGB の愛すべきオーナーを名優アラン・リックマンが演じるなんて最高すぎます!!
―――田口トモロヲ(俳優/映画監督)
ラモーンズもパティ・スミスもテレヴィジョンも CBGB がなければ世に出ていなかったかも。その CBGB で彼らを育てたオーナーのヒリー・クリスタルのアンチ商業主義とオリジナル至上主義とミュージシャン達への愛が NY パンクシーンを打ち立てた。その真実がこの映画の中にある!
―――鳥井賀句(音楽評論家/ハルシオンズ)
テレヴィジョン、パティ・スミス、トーキング・ヘッズ、ラモーンズ、ブロンディ、イギー・ポップ・・・・もしこの時代、この場に居合わせることが出来たらどれだけワクワクすることか・・・・この映画を観て、CBGB のトイレの汚さが気にならぬほど憧れます。
―――ハロルド作石(漫画家)
70 年代パンク発祥の地はニューヨークだ。ジョン・ホルムストルムとレッグス・マクニールのパンク誌、ピーター・クロウリーのマクシズ・カンザス・シティ、そして不器用なヒリー・クリスタルの CBGB。
―――東瀬戸悟(フォーエヴァー・レコード)
バンドが出て来るたびに、ドキドキワクワクするばかりで、がっかりしたり、醒めたり、なんか言いたくなったりする瞬間が全然ないこと自体、史実を元にした音楽映画としては、かなり、得難いことなのではないか。と、観終わって思った。
―――兵庫慎司(ライター)
「知性、退廃、そして衝動。DIY の地下世界で混沌としたものが共存していく。予定調和では終わらないパンクの起点がCBGB だった。」
―――本田隆(音楽ライター)
CBGB の暗くて、薄汚い楽屋に座って、生ぬるい Rolling Rock を飲んでいた。
聖地は思った通りガランとしていて、匂いたつロックンロールのオーラに包まれて、僕は幸せだった。
ヒリー、ありがとう!
―――真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)
1974 年 3 月、まだその存在は知られていなかった。パートタイムの仕事で食いつないでいた若者たちが、そっとマッチを擦った。その炎は 2000 年までロックのコアとなって燃え続けた。
―――水上 はるこ(元ミュージックライフ編集長)
こんな店の経営、考えられない! 無秩序によって育まれるカルチャーもあるだろう。しかしそのなかで、ここまでロックの歴史を変えてしまったライヴハウスは、CBGB だけだ。
―――矢川俊介(『ミュージック・マガジン』編集長)
ハコ(ライブハウス)はただのハコじゃない。音楽が生まれて育つ子宮であり母体だ。NY パンクというタフなガキを生み育てたCBGB はとてつもなくタフなおっかさんだ。CBGB がなければ NY パンクは生まれなかった。その彼女のパンクな奮闘記に、感謝と涙が溢れる。
―――山崎洋一郎(ロッキング・オン編集長)
ニューヨークパンクの聖地 CBGB を作った伝説の男ヒリー・クリスタルの数奇な運命に抱腹絶倒。自身もミュージシャンを志していたというヒリーの音楽に対する審美眼と懐の広さとむき出しのピュアネスが胸を打つ。ここから生まれた音楽がどれだけの人を救っただろう。ヘイ・ホー・レッツゴー!
―――吉野俊介・編集者(月刊 stereo 編集長)
ラモーンズもデッドボーイズも、かつては私達とあんまり変わらないことをしてたんだな・・・・
CBGB があったおかげで、今私がドラムを続けられてるんだと思った。
アンダーグラウンドシーンに光と可能性をありがとう。
―――吉村由加(ロリータ 18 号 <元 DMBQ> )
出てくるバンドが好きで CBGB の T シャツを着ていた僕にとって答え合わせの様な映画でした!ヒリー・クリスタルの存在に感動です!
―――若杉公徳(漫画家)
在りし日の店を目撃したが入店を逃して悔やんだ。いま、見たかった情景、ステージを観ることが叶う!! ドッグ・シットやコックローチのように・・・美しくなり~~たいっ!?
―――ラジカル鈴木(イラストレーター)
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