
『ヤクザと家族 The Family』『PLAN 75』など幅広いジャンルで存在感を放ち、2023年『月』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど鮮烈な演技を重ねる実力派俳優・磯村勇斗と、2024年にCDデビューを果たした4人組アイドルグループ「Aぇ! group」のメンバーで、歌・バラエティ・舞台と多方面で活躍しながら、今回が個人では映画初主演となる末澤誠也がW主演を務める、映画『mentor』(読:メンター)が10月16日(金)に公開!
キーパーソン・埜本を演じる綾野剛の<新ビジュアル>解禁!
吉田恵輔監督が描きたかった“メンター”の真実とは?
本人発案の外見から内面まで、“埜本”を生きる覚悟を決めた綾野の役作りも明らかに!
この度、本作のタイトルでもある重要人物“メンター”役で、3時間に及ぶ特殊メイクによる衝撃的なビジュアルでも話題を集めている、綾野剛演じる埜本の新ビジュアルが解禁された!
15年前、花火遊びによるアパートの火事で妻子を失い、自身も大火傷を負い、怪我の後遺症を抱えながら生きてきた埜本(綾野剛)。ある日、火事を引き起こし、以来引きこもりがちな日々を送ってきたかつての少年・拓海(末澤誠也)と偶然の再会を果たすことに。
恨んで当然の相手なのに、土下座して詫びる拓海を埜本は優しく包み込む。その後も、全力で自己肯定をしてくれる埜本に対して、次第に彼を心の拠り所、すなわち“メンター”として崇めていく拓海。一方、共に火事を起こした龍之介(磯村勇斗)は、埜本と再会するも、不気味なほど寛容な態度に違和感を覚え、強い警戒心を抱かせていく。
本作のタイトルである“メンター”とは、一般的に仕事や人生において、手本となり助言や指導をしてくれる良き指導者や信頼できる相談相手を指す。
今年50歳をむかえる吉田恵輔監督にも、「自分も誰かのメンターになるべき年齢になってきている」という思いがあったという。だがそこは“人間描写の鬼”、やはり一筋縄ではいかない。
本作の脚本を自ら書き下ろした監督が着目したのは、「メンターについて調べていくうちに、結局は他人を導くことで自分が気持ちよくなっていないか、自分に酔いたいという承認欲求がそこには発生するんじゃないかと。胡散臭さを感じると同時に、そこを面白がる自分も出てきて。逆にメンター的な発言をしている人の恥部を見たい気持ちも湧いてきたんだよね」と語るように、希望や救いをもたらす存在に潜む人間のエゴだったという。
そんな人間の裏を暴くかのように、この度解禁されたビジュアルでは、雨粒が滴るガラス越しに佇み、どこか一点を見つめる埜本。愛情とも恨みともつかぬ感情がよぎる刹那が切り取られている。
そこにあるのは、龍之介や拓海に見せる優しすぎる顔ではない。その眼差しは赦すことへの葛藤や、奪われた家族ともう戻らない日常への静かな復讐心を秘めているかのようだ。
さらに、埜本のトレードマークである中日ドラゴンズキャップの色とも重なる青い光が不穏さと悲しみをより一層際立たせ、息をのむ一枚となっている。
この得体の知れない埜本というキャラクターを作り上げるにあたり、顔の火傷痕は、キャップを被った状態でも左耳の上から首元まで及び、綾野の顔を粘土で型取りしシリコンに落とし込んで作ったものを、5つのパーツに分けて貼り合わせ、特殊メイクによって生々しく再現された。加えて長袖の先から見える両手にも特殊メイクを施し、その姿で生きてきた埜本の15年を物語る。また、キャップの裾から白髪混じりのもじゃもじゃが覗く特徴的な髪型は、綾野本人の発案で生まれたという。
綾野は「特殊メイク、ヘアメイク、演出部の各部署とともに徹底的に追求した結果、素晴らしい造形が完成した」と振り返り、「彼の知られざる15年の軌跡を想像してもらえると思います」と自信をのぞかせる。
さらに、外見の作り込みにとどまらず、綾野は「撮影中は、彼をどう救い、どう生きられるかだけを考えていました」と振り返る。
埜本という役への愛着について問われると「彼に出会えてよかったです。彼の気持ちをたくさん想像できましたし、彼に対する私自身の答えも見えました」と役と向き合った日々を振り返り、「私にとって彼との時間は幸せでした。埜本さんに感謝しています」と語り、役に捧げた並々ならぬ情熱と愛情を明かした。
過剰なまでの優しさの奥に潜む埜本の真意とは、一体何なのか?15年の時を経て交錯する3人の運命は、狂気へと染まっていく。この秋、最も不穏で、最も人間くさい。映画『mentor』は10月16日(金)公開。本作の続報に引き続きご期待ください!
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『mentor』10月16日(金)全国公開
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ、スターサンズ
(C)2026「mentor」製作委員会

