
有罪率99.9%を誇る日本の司法制度の裏側で、国家権力はどのようにして無実の人間を「犯人」に仕立て上げるのか。
“冤罪をつくる側”から初めて描く、衝撃の社会派サスペンス映画『冤罪のつくりかた』が、11月6日(金)より、池袋シネマ・ロサほかでの公開が決定。
「正義」とは、いったい誰のものなのか。
本作は、IR 事業をめぐる汚職事件で東京地検特捜部に逮捕・有罪となり、いまなお獄中から無罪を訴え続ける元衆議院議員・あきもと司の手記『事実無根 私はこうして特捜に嵌められた』(徳間書店)を原案とする、映画史上初の“冤罪を作る側”から描く司法サスペンスである。描かれるのは、事件の捜査ではなく、事件そのものの「製造」だ。巨大な国家権力の内側を、一人の新人の視点から描き出す。
主演を務めるのは、映画『バトル・ロワイアル II』『パラダイス・キス』や数々のサスペンスドラマで確かな実績を誇る加藤夏希。証拠捏造も厭わない特捜部のエース検事・如月美麗役として、冷酷な「完全なる悪役」の新境地を開拓している。その部下となる新人検察事務官・早乙女直樹役には、ダンス&ボーカルグループ「BUDDiiS」のリーダーであり、TBS『よるのブランチ』などに出演し、人気を集める小川史記(BUDDiiS)。巨大な組織の闇に直面して葛藤し絶望する若者を等身大かつ情熱的に演じきる。
身に覚えのない罪を着せられ、日常が音もなく崩壊していく衆議院議員・塚本明役に原田龍二、新聞記者・神崎ゴウ役をやべきょうすけが演じている。さらに、現実世界で冤罪疑惑を経験した実業家・堀江貴文が本人役で特別出演を果たしている。監督・脚本を務めるのは、SNS での発信や『令和の虎』への出演でも注目を集める気鋭のクリエイター・泊誠也。主題歌には THE53 の「NO CONTROL」が抜擢。
その調書は、真実ではなく、“筋書き”だった。
冤罪をテーマにした作品は数多く存在します。しかし本作が描くのは、「なぜ冤罪は生まれるのか」という、これまで正面から描かれることの少なかった視点です。正義を信じる人々が、なぜ真実を見失ってしまうのか──。その問いは、観客自身にも「正義とは何か」「真実とは誰が決めるのか」を突きつけます。その衝撃のプロセスを描く、新たな社会派サスペンスが誕生しました。
■出演者コメント
〇加藤夏希/如月美麗役
実際の事件に着想を得た物語を、今回は“罪をつくる側”から描いていきます。私が演じた美麗は野心家で、汚職を前にしても一切怯まない。でも、それは本当に正義なのか。普段目にする検事ドラマとは違う仕上がりになっていると思います。スリルとスピード感があって、何より最後の展開は息をつく間もないはずです。どうぞお楽しみに!
〇小川史記(BUDDiiS)/早乙女直樹役
この作品を通して、本当にたくさん勉強させていただきました。僕にできるのはとにかく全力で演じることだけだったので、迷わずぶつかっていきました。体力勝負の場面も多かったのですが、心から楽しく撮影させていただきました。直樹が信じた正義を、どうか最後まで見届けてください。
〇原田龍二/塚本明役
モデルとなったあきもと司さんは、生年月日が私とほぼ同じ。出生地も同じ東京都足立区だと知って、勝手に親近感を抱いています。私が演じる塚本明は、何より“信念の人”です。そして、身に覚えのない罪を着せられながら、その不条理に抗い続けるファイターでもあります。厚みのある、人間臭い男として魅力的に演じたいと思って挑みました。
〇やべきょうすけ/神崎ゴウ役
テーマは重い作品ですが、撮影中は出演者や監督、スタッフの皆さんと本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。映画は公開された瞬間から、作り手のものではなく観てくださる方のものになります。ぜひ劇場で受け取って、そこで感じた思いを大切にしていただけたら幸いです。
〇泊誠也/監督・脚本
「冤罪」は、遠い誰かの物語ではありません。正義を信じる人ほど、その入口に気づけない。悪人がどこにもいないのに、それでも罪だけが静かに組み上がっていく——その怖さを、この映画に込めました。観終えたあと、”事実”という言葉を、もう一度だけ疑ってみてください。
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『冤罪のつくりかた』
2026年11月6日(金)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
©2026 映画『冤罪のつくりかた』製作委員会
