「5人目のビートルズがいたとしたら、それはブライアンだ」ポール・マッカートニー
ビートルズ命名65周年、解散から55年――。世界最高のバンドの陰の立て役者とは!?
スリリングなサクセスストーリーにして、胸を打つヒューマン・トゥルーストーリー
音楽史にとどまらず、世界の文化史に大きく足跡を残すビートルズ。実はひとりの実業家かつ敏腕マネージャーの尽力によって大きく成功を勝ち得ていた。その名は、ブライアン・エプスタイン。
果たして、そこにはどんな成功のプロセスがあり、胸を打つドラマが隠されていたのか。過酷なマネージャー業務を鮮やかにこなす一方、業務過多から薬物中毒に陥った心優しいビジネスマンは、自身がゲイであるという事実と周囲の偏見から次第に精神のバランスを失っていく。命の炎までも細らせるほどの魂の憂いは、その時代、他者に気軽に相談できることではなかった。世界的な人気バンドのマネージャーが人知れず続けていた孤独な闘いと願い、それを明らかにしたこの物語は、単なる成功物語や60年代レトロへのノスタルジーを超えて、リアルで深い「心の真実」がある。熱い人間ドラマがある。わずか32年に終わった誠実なる男の人生に、ビートルズ・ファンならずとも思わず涙するパーソナルな感動作!
主人公エプスタインを演じるのは『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』(19)などで知られる新進気鋭のジェイコブ・フォーチュン=ロイド。その容姿が生前のエプスタインの面影と重なったことも話題となった。彼を支える父母役に『おみおくりの作法』(13)のエディ・マーサン、『奇跡の海』(96)のエミリー・ワトソンと、世界的に実力を認められている名優が脇を固めている。またビートルズのメンバーに人気バンド「ニュー・ホープ・クラブ」のヴォーカル、ブレイク・リチャードソン(ポール・マッカートニー役)や、ディズニーの配信作品『パンプキン』(24)のジョナ・リース(ジョン・レノン役)、さらにエプスタインがクラブの受付から歌手に引き上げるシラ・ブラック役を『ジュディ 虹の彼方に』(19)のダーシー・ショウが演じるなど、フレッシュな若手俳優の顔ぶれも見逃せない。
ビートルズ命名65周年、解散から55年。数々の「ビートルズ秘話」も満載、 “5人目のビートルズ”とも言われたブライアン・エプスタインの短くも濃厚な32年の生涯を描く『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』は9月26日(金)公開。
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『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』
9月26日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
©︎STUDIO POW(EPSTEIN).LTD 配給:ロングライド
