
19世紀ウィーンで巻き起こる音楽史上最大のスキャンダルの真相に迫った、歴史ノンフィクションの傑作『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』(かげはら史帆著/河出文庫刊)を基に、まさかの日本で実写映画化することが決定!
偉大なる天才音楽家、ベートーヴェン。誰もが知るそのイメージは、秘書による”でっちあげ”でした!耳が聞こえないという難病に打ち克ち、歴史に刻まれる数多くの名曲を遺した聖なる孤高の天才ベートーヴェン。しかし、実際の彼は――下品で小汚いおじさんだった...!?
世の中に伝わる崇高なイメージを“捏造”したのは、彼の忠実なる秘書・シンドラー。憧れのベートーヴェンを絶対に守るという使命感から、彼の死後、見事“下品で小汚いおじさん(真実)”から“聖なる天才音楽家(嘘)”に仕立て上げる。シンドラーはどうやって真実を嘘で塗り替えたのか?果たしてその嘘はバレるのかバレないのか―?
世の中に伝わる崇⾼なイメージを“捏造”したのは、彼の忠実なる秘書・シンドラー。憧れのベートーヴェンを絶対に守るという使命感から、彼の死後、⾒事“下品で⼩汚いおじさん(真実)”から“聖なる天才⾳楽家(嘘)”に仕⽴て上げる。シンドラーはどうやって真実を嘘で塗り替えたのか︖果たしてその嘘はバレるのかバレないのか―︖
脚本は、ベートーヴェンの面白さに魅せられたバカリズム。「架空OL日記」(17/YTV・NTV)、『地獄の花園』(21)など様々な話題作を手掛け、23年に放送された「ブラッシュアップライフ」(NTV)では第32回橋田賞、東京ドラマアウォード2023(脚本賞)など国内外で数々の賞を受賞。「ホットスポット」(25/NTV)の盛り上がりも記憶に新しいですが、本作では原作ノンフィクションを丁寧に紐解き、さらに緻密な取材を加え脚本化。世紀の大スキャンダルを、バカリズムならではのご近所感満載のユルい会話劇で描きます。
監督は星野源、藤井風、PerfumeなどのMVや話題のCMを多く手掛け、音楽を用いた映像演出にも定評がある、関和亮。バカリズムとは『地獄の花園』(21)、「ケンシロウによろしく」(23/DMM TV)に続くタッグとなります。
ベートーヴェンへの愛が重すぎる、忠実なる秘書・シンドラーを演じるのは、山田裕貴。愛ゆえに暴走していくシンドラーの姿を情熱的に、時に切なく演じます。そして、シンドラーから熱烈に敬愛されるベートーヴェンを演じるのは古田新太。日本を代表する実力派俳優がまさかの⻄洋の実在の人物役で共演します。
本作は、大型LEDディスプレイに背景3DCGを表示し、その前で被写体を撮影するという最先端のバーチャルプロダクション撮影を実施。リアルなロケーションのようにバーチャル背景を撮影することで、日本に居ながらにして19世紀のウィーンを再現します。さらに、劇中ではベートーヴェンの珠玉の名曲を惜しみなく使用。リアルな映像×映画館の音響で聴くベートーヴェンの楽曲が、まったく新しい映画体験を生み出します。
さらに映画化情報解禁と合わせてビジュアル、特報映像も解禁!ビジュアルではベートーヴェンの有名な肖像画を模して、実際に油彩で描かれた古田演じるベートーヴェンの肖像画を強く抱きかかえる山田演じるシンドラーの姿が。「暴走する愛が、歴史を変える」というコピーとも合わさり、ベートーヴェンを偏愛するシンドラーの姿を印象的に表現したビジュアルとなっています。
特報では撮りたての本編映像もチラ見せ!ヴァイオリンを弾くシンドラーや指揮するベートーヴェンの姿に加えて、仲睦まじく談笑するシンドラーとベートーヴェンの様子や、肩を寄せ合うふたりの姿が!果たしてどんな物語が紡がれるのか、期待を煽る映像となっています。
19世紀ウィーンで起こった音楽史上最大のスキャンダルをバカリズムが紡ぐまさかの実話!?「ベートーヴェン捏造」は9月12日公開です。
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『ベートーヴェン捏造』9月12日(金)全国公開
配給: 松竹
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