![北欧ゴシック・ミステリー「ガール・ウィズ・ニードル」邦題&公開決定!特報、ティザービジュアル解禁](http://movie.jorudan.co.jp/news/images/320/jrd_250210_05_01.jpg)
1月23日に映画芸術科学アカデミーより発表された第97回アカデミー賞🄬のノミネーションにおいてデンマーク代表作品として国際長編映画賞にノミネートされ、受賞の期待が高まる『The Girl with the Needle(英題)』(原題:Pigen med nålen)の邦題が『ガール・ウィズ・ニードル』に決定し、5月16日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷ホワイト シネクイントほか全国で公開されることが決定! あわせて、ティザー・ポスタービジュアルと特報が解禁となった。
物語の舞台は第一次世界大戦後のコペンハーゲン。お針子として働くカロリーネは、工場のオーナーと恋に落ちるも、身分違いの関係は実らず、彼女は捨てられた挙句に失業してしまう。すでに妊娠していた彼女はもぐりの養子縁組斡旋所を経営する
女性ダウマと出会う―。
北欧史上最も物議を醸した殺人事件を基に描く本作は、予想できないドラマと心理的恐怖を煽る音響や美術セットでカンヌ国際映画祭を騒然とさせ、各国の映画祭を席巻中。前述のオスカーノミネートの他にも、ゴールデングローブ賞非英語作品賞ノミネート、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは外国語映画のトップ5に選出。ポーランド映画祭では最多の11冠受賞、また映像のアカデミー賞と呼ばれるカメリマージュ映画祭では最高賞のゴールデン・フロッグ賞を受賞するなど国内外で高い評価を得ている。
監督・脚本を手掛けたのは北欧の若き鬼才マグヌス・フォン・ホーン。音楽アーティスト、プース・マリーとして活躍するフレゼレケ・ホフマイアが奏でる心理的恐怖を演出する不気味な音楽と音響効果は大ヒットを記録した『関心領域』を思わせ、撮影監督ミハウ・ディメク(『EO イーオー』『リアル・ペイン~心の旅~』)が映し出す漆黒の映像美は観客を妖しくも魅力的な闇の世界へと誘う。主演のカロリーネ役を務めたヴィク・カーメン・ソネは『ビッチ・ホリディ』で注目され、『ウィンター・ブラザーズ』『ゴッドランド/GODLAND』のフリーヌル・パルマソン監督のミューズとしても知られる実力派。助演は数々の映画賞に輝く名優トリーネ・デュアホルムが務め、二人の熱演は多くの評論家から絶賛されている。
この度解禁となったティザー・ポスターは、漆黒を背景に一本の針が置かれたエレガントな雰囲気だが、針軸には「その街では、よく人が消える」というコピーが書かれ、針穴を覗くとそこには膝を抱えた女性がうずくまっている意味深なデザインとなっている。
また特報では、粗末な部屋に横たわる人物のカットから始まり、白と黒の陰鬱な街路を映し出す。一人の女性が扉を開けると、煙を吐き出す煙突の風景、ソファの上で泣く赤ん坊、群衆、叫ぶマスクの男、バスタブの中で息を殺す女…など印象的な映像が続いていくが、どれも陰鬱で謎めいている。最後に画面は女性が「赤ん坊はどうした?」と誰かに聞かれるシーンに続き、回転するオルゴールの円盤の上に「その街では、よく人が消える」という不穏なコピーが浮かび上がる。
本当の罪とは何か―? 心を突き刺す衝撃のラストが待ち受ける、北欧ゴシック・ミステリーの傑作がここに誕生する。
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配給:トランスフォーマー
© NORDISK FILM PRODUCTION / LAVA FILMS / NORDISK FILM PRODUCTION SVERIGE 2024
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