「クズとワルしか出てこない」と話題の傑作小説を映画化した『悪い夏』が 2025年3月20日(木・祝)より全国公開。
河合優実、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜
竹原ピストル、木南晴夏、窪田正孝…豪華俳優陣がクズ役に!
色仕掛けで佐々木(北村匠海)を犯罪へと巻き込んでゆく育児放棄寸前のシングルマザー・林野愛美を演じるのは、飛ぶ鳥を落とす勢いの若手実力派俳優・河合優実。「タイトルどおりの、息苦しい湿り気を持った記憶にもなっています。それくらい出会う人たちの悪意や執着の質感が生々しかったです」と撮影を振り返る。異常なほど正義に固執する佐々木の同僚・宮田有子役の伊藤万理華は、「みんな秘密にしたい欲望を抱えているんだなと分析する外向きの冷静さと、内側の自分がグラグラ揺さぶられ、良い意味で頭が痛くなりました!」と述懐し、愛美を脅迫し肉体関係を迫る佐々木の先輩・高野洋司役の毎熊克哉は「共演者の皆様とは「大変だった撮影ランキングに入るよね」って話になるほど過酷なシーンを共にして、それは見事にカオスなシーンに仕上がっていました」と狂乱シーンについて言及。愛美の友人・梨華役の箭内夢菜は「作品の世界観と撮影現場の雰囲気はギャップがあって、とても穏やかな現場でした」と回顧し、生活保護を不正受給するドラッグの売人・山田吉男役に竹原ピストルは「終盤の土砂降りの雨の中での大乱闘シーンは、ぐっちゃぐちゃの状況の中、人間の心の奥底のぐっちゃぐちゃな部分がぐっちゃぐちゃにぶつかり合っている局面にも関わらず、どこか、美しいな、綺麗だな、、という感想を抱き、とても印象的でした」と見どころを語る。夫に先立たれ息子と2人困窮した生活から万引きに手を染め依存症のようになってしまう古川佳澄役の木南晴夏は、「香澄は非常に真面目に生きてきた女性で、まわりに頼ることがただ苦手なだけに、悲しい結末を選んでしまう。不運な役だと思いました」と自身が演じた役どころについてコメント。裏社会の住人で佐々木を陥れようと裏で糸を引く首謀者・金本龍也を演じる窪田正孝は「あの悪い夏に醜い人間達がのたうち回るように精一杯生きていた。まるで生き血を吸うように、互いを汚し合うその無様さは、どこか美しくて微笑ましかったです。この映画をとことんまで堪能してほしい」と本作への期待が高まるコメントを投げかけた。
クズとワル!クズとワル!!
クズとワルしか出てこない!!!特報解禁
あわせてクズとワルしかでてこない特報が解禁!愕然とする北村匠海が演じる佐々木のドアップから始まる本映像。真面目な公務員・佐々木がシングルマザー・愛美(河合優実)との出会いをきっかけに、金本(窪田正孝)らに嵌められ、闇に堕ちた姿が映し出される。そして「クズとワル」のナレーションにあわせて豪華俳優陣が切り取られ、佐々木はなぜクズとワルによって地獄へ突き落されたのか?ストーリーが気になる映像になっている。
真面目に生きる気弱な公務員の破滅への転落と“今そこにある”恐怖を描くサスペンス・エンターテインメント『悪い夏』は 2025年3月20日(木・祝)全国公開。
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『悪い夏』2025年3月20日(木・祝)全国公開
配給:クロックワークス ©2025映画「悪い夏」製作委員会