『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011)、『愛を読むひと』(2002)、『めぐりあう時間たち』(2008)など上質なドラマの名手として知られるスティーヴン・ダルドリーの監督デビュー作にして、いまもなお多くの人に愛される不朽の感動作『リトル・ダンサー』がデジタルリマスター版で23年ぶりにスクリーンで色鮮やかに蘇り、『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』として、10月4日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。
この度解禁された予告編では、バレエと運命的な出会いをした主人公ビリー(ジェイミー・ベル)がどんどんバレエにのめり込んでいき、「ロンドンのロイヤル・バレエ団で踊る」という大きな夢を抱き、ひたむきに邁進する姿が見られるものとなっている。町中をキラキラと弾ける笑顔で飛び回るやんちゃな11歳の主人公ビリーは、今まで見たこともなかったバレエの世界に一目惚れをする。毎日家族に内緒でバレエの基礎から回転までコツコツと練習を重ねる日々。しかし父親に見つかり、「バレエなんて、男がやるものじゃない」と怒られてしまう。なぜバレエをやってはいけないのかわからないビリーは、その後も親には内緒でウィルキンソン先生(ジュリー・ウォルターズ)の指導のもと、ダンスの才能を開花させメキメキと上達していく。真剣にバレエに打ち込むビリーの姿に「ロイヤル・バレエ学校を受験してみたら?」という先生の提案に猛反対する家族。でもビリーは夢を諦めることなく、踊り続ける。その姿を見た父親は「ビリーには未来がある。俺だってあいつの夢を叶えてやりたい」と涙ながらに話し、次第に周囲も変化していく。
また合わせて解禁されたメインビジュアルでは、「僕バレエ・ダンサーを夢見てはいけないの?」というコピーと共に、日本公開当時を思わせるチュチュを着た女の子たちの間にボクシンググローブとヘッドガードをつけた主人公のビリーが居心地悪そうにしている姿が印象的なものとなっている。
少年ビリーが抱いた無謀とも思える夢。それはやがて家族や周囲の人間を巻き込み、みんなの大きな夢へと変わっていくー。夢を持つすべての人に贈る、きっとあなたの足元を照らす<大切な一本>になる、ビリーの情熱と家族愛に胸アツな青春ドラマの大傑作『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』は、10月4日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開。
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