大人も泣けるアニメとして300万人の心を動かし、大ヒットを記録した「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などアニメに馴染みのない人たちの心も掴む脚本家であり、監督デビュー作となった『さよならの朝に約束の花をかざろう』で国内外から高い評価を得た岡田麿里監督最新作。岡田監督の魅力を200%引き出すMAPPA初のオリジナル劇場アニメーション『アリスとテレスのまぼろし工場』が、ワーナー・ブラザース映画とMAPPAの共同配給で、全国公開中!
主題歌「心音(しんおん)」ミュージックビデオ(フルver.)が解禁!
岡田監督が自ら監修!中島みゆきの楽曲と共鳴する、映画本編からの“初出し映像”も必見!
中島みゆき初のアニメーション映画への書き下ろし楽曲となった、主題歌「心音(しんおん)」。先日、『アリスとテレスのまぼろし工場』の映像で全編が構成された、「ミュージックビデオ(ワンコーラスバージョン)」が解禁され、大きな話題を呼んだ。そして、映画の公開を迎え、遂に「ミュージックビデオ(フルver.)」が解禁! 映画本編からの“初出し映像”がたっぷりと使われた超スペシャルなMVになっている。
壮大で眩しいくらいに美しい映像が話題の本作だが、今回公開された映像では、恋する衝動を武器に揺れ動く少年少女たちが、その衝動の先にある“未来へ”向かう姿が新たに描かれている。映像の前半は、爆発しそうな恋の衝動を抱え、ぶつかり合いながらもお互いの存在を意識せずにはいられない正宗と睦実の姿を中心に映像が繋がっていく。そんな彼らの心を声を代弁するかのように、「考えない どうでもいい 夜が塗り込める でも渡さない 微(かす)かな熱 僕の中の心音(しんおん)」という歌詞が重なり、観る者にも、彼らの胸の高まりが伝わってくるかのようだ。そして、映像は、ただ衝動に身を任せるままではなく、視線を定め、顔をあげて、先へ先へと手を伸ばそうとする正宗たちの姿へ。迷いのあった顔が、たくさんの怒りと後悔と絶望のあとに、決意を固めた表情に変わっていく。 “何かを選択する”のか、“何かを手離す”のか、涙を流しながらも温もりあふれる顔が並ぶ。「僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行(ゆ)け」という、力強い中島の歌声からは、それぞれが選んだ、全ての“未来” への願いがこめられているようにも聴こえる。映像の最後は、大学生くらいの女性が、工場の中で、はにかみながらも何かを懐かしんでいるような表情が映し出され、映画に登場する全員が集合した、“いつかどこかにあるかもしれない風景”で幕を閉じる。
岡田監督自ら監修し、中島みゆきにとっては、初のアニメーション映像を使った主題歌「心音(しんおん)」のMV。映像から伝わってくる、正宗たちのあふれんばかりの衝動、そして未来への思いに触れると、これから鑑賞しようとする人も、二度目三度目の人も、劇場へ彼らに会いに行きたくなる気持ちになるだろう。
なお、最後に映っている風景は、先に発表されている<第3週から第5週の入場者プレゼント>の超レアなビジュアルカードにも描かれている。3種類集めると1枚の絵が完成する仕掛けビジュアルカードになっており、ぜひこちらも手に入れてみてください。
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『アリスとテレスのまぼろし工場』全国公開中
(c)新見伏製鐵保存会 配給:ワーナー・ブラザース映画 MAPPA