高校銃乱射事件の被害者家族と加害者家族による緊迫の対話を描く『対峙』が、2月10日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
アメリカのある高校で生徒による銃乱射事件が発生し、多くの同級生が死亡。犯人の少年もそのまま校内で自ら命を絶った。それから6年、事件で息子を殺された“被害者”の両親と、事件を起こした“加害者”の両親が、セラピストの勧めで対面することになる―。
事件から6年後に繰り広げられる、苛立ちと慟哭の対話の様子を捉えた日本版予告編が解禁!
映像は、加害者の母親リンダ(アン・ダウド)が今にも泣き出しそうな悲痛な表情で告げる「私は人殺しを育てた」というショッキングな言葉で幕を開ける。カウンセラーの仲介により久しぶりに対面を果たし、ぎこちなく会話を始めた4人だったが、リンダと激しい口論になった被害者の父親ジェイ(ジェイソン・アイザックス)がついに怒りを爆発させる様子や、その妻で被害者の母親ゲイル(マーサ・プリンプトン)がジェイに向かって「あなたともう一度見つめあって生きたい」と涙ながらに訴える姿、息子が感じていた苦しみを淡々と語る加害者の父親リチャード(リード・バーニー)の姿など緊迫の対話の様子を切り取った。
映画本編全体の約7割を占める4人による対話のシーンの中に回想シーンなどの映画的手法は一切なく、監督・脚本のフラン・クランツによると、この人生をかけた会話の全てがスクリーン上にリアルタイムで展開していく構成にしたかったという。命を奪った側と奪われた側という立場に留まらず、それぞれの想いや事件が人生に与えた影響をも感じさせ
る臨場感あふれる映像となっている。
予告編の冒頭では、本作を絶賛する白石和彌監督による「とにかく凄まじいものを見た。多くの悲しみと憎悪の溢れる世の中に、静かな光を差し込む映画です。」というコメントも紹介。
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配給:トランスフォーマー © 2020 7 ECCLES STREET LLC