ウェストコースト・ロックの聖地、ローレル・キャニオンの歴史的音楽シーンのルーツを紐解くドキュメンタリー映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』が 5 月 27 日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開することが決定。
60 年代から 70 年代にかけて多くのミュージシャンが暮らし、数々の名曲を生み出したウェストコースト・ロックの聖地、ローレル・キャニオンを巡るドキュメンタリー映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』(原題:Echo in the Canyon)が、5 月 27 日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開することが決定した。
ハリウッドのナイトクラブ街から車で 5 分の場所に位置するローレル・キャニオン。そこは 60 年代から 70 年代にかけて数々のミュージシャンが暮らし、互いに刺激を与え合い、ウェストコースト・ロックというジャンルを作り上げた伝説の場所。ジェイコブ・ディラン(ボブ・ディランの息子)がホストとなり、リンゴ・スター(ザ・ビートルズ)、ブライアン・ウィルソン(ザ・ビーチ・ボーイズ)、エリック・クラプトン、ジャクソン・ブラウンなど超大物ミュージシャンたちへインタビューを行い、当時の音楽に影響を受けたベックやノラ・ジョーンズなど次世代のミュージシャンらによって数々の名曲が現代に蘇っていく。
本作の製作およびインタビュアーを務めたのは、自身もバンドやソロで活躍しグラミー賞受賞歴もあるジェイコブ・ディラン。彼の父であるボブ・ディランが作った曲「ミスター・タンブリン・マン」(65)で一躍ウェストコースト・ロックの代表格となったザ・バーズを始め、60 年代に一世を風靡した数々のミュージシャンや名曲に敬意を込め、このプロジェクトを始動した。トム・ペティ、ブライアン・ウィルソン、リンゴ・スター、ミシェル・フィリップス、エリック・クラプトン、スティーヴン・スティルス、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、ロジャー・マッギン、ジャクソン・ブラウンなど、60 年代の音楽シーンを代表する豪華ミュージシャンたちにインタビューを行い、バンドや楽曲の背景を紐解きながらベック、ノラ・ジョーンズ、フィオナ・アップル、キャット・パワーといった次世代のミュージシャンたちとともに、ローレル・キャニオンで生まれた数々の名曲をアレンジしたトリビュートライヴおよびアルバムを作り上げていく。60 年代当時、互いの音楽に影響を受け合い、呼応するように次々と名曲を生み出していったミュージシャンたちの関係性や、彼らの音楽に影響を受けた世代がまた新たな音楽を作り出す様子など、時代を超えてローレル・キャニオンで響き続けている“Echo(エコー)”が描かれている。
アメリカン・ロックの源流とも言える 60 年代のカリフォルニア・サウンドがいかに現代にも影響を与え続けているかを、音楽愛に溢れた視点で描かれるドキュメンタリー映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』は、5 月 27 日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開。
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