全世界歴代興行収入No.1を記録し、世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)をはじめ、先日全米で公開された『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』はオープニング興行収入が全米歴代3位という特大ヒットなど、破格のメガヒット超大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。
その2022年マーベル・スタジオ劇場公開の幕開けを飾るのは、「スパイダーマン」の監督が贈る時間・空間の概念を超えた超感覚ファンタジック・アクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(5月4日(水・祝)公開)。この度、新たな次元の圧倒的スケールを感じさせる予告編が全世界解禁となった。
本作の主人公は元天才外科医にして、上から目線の最強の魔術師ドクター・ストレンジ。その時間と空間を変幻自在に操る圧倒的な能力と知性で世界を救ってきた彼は、「エンドゲーム」での壮絶な死闘を経て、アイアンマン、キャプテン・アメリカが去った今、アベンジャーズの次代のリーダーと目される。
公開中の『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』でもスパイダーマン(トム・ホランド)の新たなメンター的存在として描かれるなど、今後のアベンジャーズのキーパーソンとして動向が最も注目されているキャラクターだ。
今回公開された予告編は、これから訪れる最悪の事態を暗示するかのように悪夢にうなされるドクター・ストレンジから始まる。
「本当の悪夢が始まる」意味深なストレンジのセリフ以降に映し出される映像は、時間・空間・場所を問わず、様々な脅威が人類を襲う予測不能な展開に。このキッカケとなったのは『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』でも描かれている“マルチバース”。
迫りくる宇宙への最大の脅威にドクター・ストレンジは「この世界を守るために、やるべきことをした」と口にするが、盟友の魔術師ウォンは「すべてを制御するのは無理だ。ユニバース間の扉が開いた、何がやってくるか分からない」警告する──。
危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは、何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。さらに驚くべきことに、その宇宙最大の脅威はドクター・ストレンジと全く同じ姿で現れた“もう一人の自分”──。邪悪な姿のドクター・ストレンジは不敵な笑みを浮かべていた…。
また、あわせて解禁されたポスタービジュアル(※右図)は、ストレンジが開いてしまったマルチバースの世界が無数の破片のようにして広がり、壊れゆく世界の脆さと危うさを感じさせ、破片の中に映るワンダやアメリカ・チャベスらの意味深な表情が、予測できない本編への期待をさらに高める。
主人公ドクター・ストレンジを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』での繊細な演技が高く評価され、本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど大きな話題を集めている。
また、ストレンジの盟友の魔術師ウォン役のベネディクト・ウォン、ストレンジの元恋人で医師クリスティーン役のレイチェル・マクアダムス、かつての兄弟子モルド役のキウェテル・イジョフォーなど前作のキャストも再集結。
さらに、本映像で初登場したのは、新進気鋭の女優ソーチー・ゴメスが演じる、マーベル・コミックの人気キャラクターであり、本作の大きな鍵を握る“アメリカ・チャベス”。そして、「アベンジャーズ」シリーズにおいて高い人気を誇る、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役エリザベス・オルセンも出演。監督は、「スパイダーマン」(02、04、07年)シリーズを手掛けたハリウッドの奇才サム・ライミ。唯一無二の独特な世界観を表現してきたサム・ライミ監督が、時間と空間を超越した圧倒的なスケールと未知なる映像体験で全世界を魅了する。
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『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
5月4日 (祝・水)映画館にて公開
(c) Marvel Studios 2022 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン