別れてしまった男と女が、最愛だった時間を遡る。そして、もう一度…コロナ禍という時代性を纏った新しい形のちょっぴりビターなオリジナルラブストーリー。松居大悟監督が、主演に池松壮亮と伊藤沙莉を迎えて描く『ちょっと思い出しただけ』が 2022 年 2 月 11 日(金・祝)に公開。
今回到着したのは、チラシビジュアル 8 種類と予告映像、そして複数の場面写真。予告映像では、タクシー内で喧嘩をする照生てるお(池松壮亮)と葉(伊藤沙莉)の姿から描かれる。葉の「ずっと会話になんてなってなかったのかもね...ずっと」という一言を境に、幸せだった一日、充実していた一日、映画を観て、ケーキを食べるだけの何でもない一日が切り取られていく。しかし、 “二度と戻れない日々”という切ないコピーが表示されると、クリープハイプの主題歌「ナイトオンザプラネット」がそれぞれの道を歩み初めた二人を包み込んでいき...。二人の「ある一日」を描いた 6 年間が凝縮された、美しくも切ない予告映像が完成した。
8種類に及ぶチラシビジュアルでは、こっそりタクシーを使ってドライブデートを楽しむ二人、小さな鉢植えを手にふざけ合いながらデートに向かう二人、手をつないでアパート前の階段を駆け下りる幸せそうな二人、水族館で秘密の時間を過ごす二人といった、照生と葉の何でも無い一日が切り取られている。
そのどれもが笑顔に溢れ、幸せな日々を感じさせるものでありながら、どこかに“二度と戻れない”と思わせる儚さと切なさが溢れ、胸を締め付けられると共に、二人の物語に強く惹きつけられるエモーショナルなデザインに。いい日もあれば、そうでない日があって、ドラマチックな日もあれば、何でも無い日もある。決して同じ日なんてない、二人の 6 年間に思いを馳せるチラシビジュアルが登場した。種類別のチラシ 8 種は公開劇場でランダムに設置される予定。
さらに、場面写真では、池松、伊藤のほかに、ジム・ジャームッシュ監督の『ミステリー・トレイン』、『パターソン』に出演している永瀬正敏、バー「とまり木」のマスター役を演じる國村隼、「とまり木」の常連客フミオ役の成田凌、照生のダンス仲間である泉美役を演じた河合優実、そして、ミュージシャンの男役として出演も果たした尾崎世界観などの姿が解禁となった。
第 34 回東京国際映画祭でのコンペティション部門に出品され、観客賞とスペシャル・メンションを W 受賞した本作。この冬、絶対に見逃してはいけない傑作ラブストーリーにご期待ください!
(C)2022『ちょっと思いだしただけ』製作委員会