艶やかなアラビアンダンスを披露!『モロッコ、彼女たちの朝』本編映像解禁

艶やかなアラビアンダンスを披露!『モロッコ、彼女たちの朝』本編映像解禁1
艶やかなアラビアンダンスを披露!『モロッコ、彼女たちの朝』本編映像解禁2

第 92 回アカデミー賞モロッコ代表作『モロッコ、彼女たちの朝』を 8月13日(金)TOHO シネマズ シャンテほかにて全国公開。この度、世界的人気の女優が艶やかなアラビアンダンスを披露する本編映像が解禁!

この度解禁された本編映像は、異国情緒あふれるアラビアンミュージックにのせてサミアが艶やかなダンスを披露するシーン。居候中のサミアが戸棚で偶然見つけたのは、アラブ音楽を代表する歌手、ワルダのヒット曲「Batwanes Beek」のカセットテープ。「最高に幸せよ あなたと一緒にいると」と歌うこの曲の歌詞を口ずさみながら、サミアは鏡に向かって肩を揺らし、髪をかき上げ、艶やかなダンスを楽しそうに踊る。そんな中、耳慣れた曲が流れていることに気がついたパン屋の娘、ワルダが現れ、「早く消して ママに怒られる」と告げる。娘に同じ名を付けるほど、歌手ワルダの音楽が大好きだったはずの母親アブラ。「パパが死んでから一度も聴いていない」。それを聞いたサミアの顔には複雑な表情が浮かんでいた。

唯一無二の存在感を見せるサミア役のニスリン・エラディとともに、アブラ役にはルブナ・アザバルと、本作ではモロッコの人気女優 2 人が共演している。ルブナ・アザバルはモロッコ系のベルギー人で、パレスチナの若者たちを描いた衝撃作『パラダイス・ナウ』(10)や、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート作『灼熱の魂』(10)で知られ、日本の映画ファンの間でも人気の高い女優だ。近年は『テルアビブ・オン・ファイア』(18)でもスター女優役でコミカルな演技を見せた。一方、本作が日本での初公開作品となるニスリン・エラディ。モロッコ出身の彼女は、中東・北アフリカ圏では既に大人気の女優。インスタグラムのフォロワーは 57 万人を誇る。(参照:https://www.instagram.com/nisrin_erradi/)さらに今年、フランスのセザール賞を主催する映画芸術技術アカデミーが発表した新鋭の若手俳優「Revolution2021」の 1 人に選出された。

監督が「2 人の女優に出会えたことは幸運だった」と語っているが、その言葉通り、ルブナ・アザバルとニスリン・エラディは本作で役にシンクロし切った様々な表情の繊細な演技を披露し、化学反応を生んでいる。「ルブナ・アザバルと、ニスラン・エラディの巧みな演技は、お互いに頼ることを学んでいく細やかな時間に、心と魂を与えている」-Screen、「互いの身体の変化を、驚きと懐かしみの中で見つめる2人」-Los Angels Times と海外メディアも絶賛している。

言葉よりも雄弁な表情や仕草で物語る、モロッコ系の実力派人気女優 2 人の共演を、劇場のスクリーンでぜひたっぷりとご堪能いただきたい。

© Ali n' Productions – Les Films du Nouveau Monde – Artémis Productions

最終更新日
2021-08-11 11:30:00
提供
映画の時間編集部

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