『走れロム』制作秘話満載メイキング映像公開!主要キャスト&スタッフの貴重なインタビューも

『走れロム』制作秘話満載メイキング映像公開!主要キャスト&スタッフの貴重なインタビューも

期待の新鋭、チャン・タン・フイ監督の長編デビュー作にして、世界の映画祭で高い評価をうけ、本国ベトナムではインディペンデント映画として異例の大ヒット!ヒューマントラストシネマ渋谷&アップリンク吉祥寺にて絶賛公開中の『走れロム』、リアリティを追求した本作の制作過程や撮影の舞台裏、主要キャスト&スタッフの貴重なインタビューを収めたメイキング映像が公開!!

メイキング映像【ロムとフックを探せ】では、ロム役チャン・アン・コアと商売敵フック役アン・トゥー・ウィルソンが、互いに相手への思いを語る。現在カナダに留学中のチャン・アン・コアになかなか会うことが叶わず、コアへの思慕に涙するアン・トゥー・ウィルソン。その様子から二人は、共演仲間以上の固い絆と熱い友情で結ばれていることを窺い知ることができる。また、チャン・タン・フイ監督のインタビューからは、ロムのライバルとなるフック役のキャスティングに難航したこと、主演二人が激しく掴み合う屋上シーンの撮影中、フイ監督の実弟でロムを演じたコアが勢いあまって階下に落ちてしまい、監督としては俳優を信じカメラを回し続けたいシーンだったが、とっさにカメラを止めてしまい、身内の情が重要なシーンをダメにしてしまったと当時を振り返り語っている。

メイキング映像【美術・セット・撮影】では、フイ監督と 15 歳の時に映画ワークショップで知り合って以来の親友で、短篇『16:30』など何本も一緒に作ってきた撮影監督グエン・ヴィン・フックが、自然光を最大限に利用した撮影法や、本作の冒頭から衝撃的なインパクト与える斜めアングルのカメラワークに挑んだエピソードを披露し、特有な撮影方法にこだわった理由が明らかになる。またロムが暮らす集合アパートのロケーションについては、奇跡的に巡り合った空き家をスタッフ一丸となって改装して映画の世界に作り替えたとが明らかにされる。

メイキング映像【サウンド・音楽・アクション】では、サイゴンの活気ある街の喧騒が感じられるサウンド作りを意識したこと、音楽は河瀨直美監督『朝が来る』や小松菜奈主演のエドモンド・ヨウ監督作『ムーンライト・シャドウ』など国際的に活躍するトン・タット・アンに依頼。オペラ歌手を起用した曲作りは、ロムの心情に寄り添う叙情性をまとい、そのあとに流れる金貸し屋を演じたベトナムの人気ラッパーWOWY の躍動感溢れるラップとのコントラストに成功している。チャン・タン・フイ監督は、今回の映画制作で多くの才能あるアーティストが国を超え、互いに尊重し合い共に同じ道を歩んでくれたことは、とても幸運で映画監督として生きていく決意に繋がったと語る。また『走れロム』の見どころのひとつでもある真に迫ったロムとフックのアクションシーンの貴重な撮影舞台裏の様子も収められている。

■映画『走れロム』メイキング映像〈ロムとフックを探せ〉YouTubeアドレス
https://youtu.be/IzIGpbKOAEQ

■映画『走れロム』メイキング映像〈美術・セット・撮影〉YouTubeアドレス
https://youtu.be/jzZO_Sqrybc

■映画『走れロム』メイキング映像〈サウンド・音楽・アクション〉YouTubeアドレス
https://youtu.be/EFLRo5zT6mQ

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最終更新日
2021-07-17 08:00:00
提供
映画の時間編集部

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