浅野いにお原作『うみべの女の子』映画化!8月20日公開決定 思春期の繊細で残酷な「恋」と「性」

浅野いにお原作『うみべの女の子』映画化!8月20日公開決定 思春期の繊細で残酷な「恋」と「性」

大ヒット作を次々と発表し、若者を中心に絶大な人気を誇る天才漫画家・浅野いにおによる傑作マンガ「うみべの女の子」の映画化が決定しました。浅野いにおは今年の第66 回小学館漫画賞を受賞し、更なる活躍が期待されております。また、浅野いにおによる原作漫画の映画化は、『ソラニン』(三木孝浩監督/2010 年公開)に次ぐ、2作目となります。

緻密で叙情的な画風と繊細な心理描写に定評のある浅野いにお作品の中でも、特に「思春期」「恋」「性」といったセンシティブな題材に真正面から挑んだ作品として、ファンの間でも根強い人気を誇る「うみべの女の子」。監督は気鋭の映像ディレクター・ウエダアツシ。ウエダ自身もファンである浅野いにおの世界観を忠実に受け継ぎつつ、少女と少年の複雑な心情を繊細に映像化しました。
主人公の小梅役と磯辺役は、原作者・浅野いにおもオーディション審査に参加し、石川瑠華と青木柚の二人に決定しました石川瑠華は 2017 年から演技のレッスンを始めると『イソップの思うツボ』(2019)で主演に抜擢され、今後も主演作『猿楽町で会いましょう』(6 月 2 日公開)の公開が控えています。青木柚は『14の夜』(2016)、『アイスと雨音』(2018)などの作品で評価を高め、4月スタートの NHK よるドラ『きれいのくに』にも出演が決まっています。今、注目の若手実力派の二人が、「恋」と「性」に悩み、もがく、思春期の少女と少年のリアルで複雑なキャラクターを繊細に体現しています。また、小梅の同級生、鹿島役は前田旺志郎、桂子役は中田青渚、三崎先輩役として倉悠貴など、期待の若手俳優陣が顔を揃え、磯辺の父役に村上淳が出演いたします。
劇伴音楽は、その唯一無二な音楽性で世界的な評価を受ける「world‘s end girlfriend」が担当。衝動的かつ重厚な音楽は、言葉にできない感情を表現する上で見事な彩りを加えています。また挿入曲は、原作でも登場する、はっぴいえんどの「風をあつめて」。「風街ろまん」発売から 50 周年を迎える本年、より注目が高まるはっぴいえんどの名曲「風をあつめて」がクライマックスの暴風雨のシーンを盛り上げています。

もどかしくも切ない、胸を締め付けられる、繊細で残酷な思春期の少女と少年の青春譚。『うみべの女の子』の劇場公開は、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか 2021年8月20日公開となります。是非ご期待ください!

(C)2021『うみべの女の子』製作委員会

最終更新日
2021-03-26 11:00:00
提供
映画の時間編集部

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