斬新なアイデア、驚異的ビジュアル、圧倒的なリアリティで、観客に新たな世界を体験させ続ける“世界でも最も次回作が期待される映画監督”クリストファー・ノーラン。彼の集大成にして最高傑作の呼び声高いタイムサスペンス超大作『TENET テネット』が9月18日(金)に日本公開。
この度、『TENET テネット』日本公開を記念して、「ノーランを語ろう公開記念LIVE配信イベント」が実施された。スペシャルゲストとして自身もクリストファー・ノーラン監督の大ファンだというGACKTと映画コメンテーターのLiLiCoが登壇、さらに大勢の中から抽選で選ばれたファン達もオンラインで参加し、熱いノーラン愛を語り合った。
本作の主人公・名もなき男(ジョン・デイビット・ワシントン)と相棒のニール(ロバート・パティンソン)に与えられたミッションは、人類がずっと信じ続けてきた、<時間のルール>から脱出すること。謎のキーワード〈TENET〉を手に、時間に隠された衝撃の秘密を解き明かし、第三次世界大戦を止めるミッションに挑む。イベント冒頭では日本初公開の予告が上映され、時間が前に進む“順行”と時間が戻っていく“逆行”が同時に進む常識では考えられない未知なる映像が映し出された。
クリストファー・ノーラン監督について「狂気の世界を突き詰める監督はたくさんいるけど、それをエンタメに落とし込むバランス感覚が素敵で一番の魅力」だと紹介したGACKTは自身もノーラン監督作品の大ファンだという。『TENET テネット』をすでに2回も観たことを明かしたGACKTは、本作の魅力を「あまりにも概念が新しすぎて、頭の固い人には受け入れがたいところもたくさんある映画。僕も頭が固いのかなと思ったのですが、後半にいくにつれていろんなことがつながってわかるようになる。2回目を観ると、さらに気づきが増えて感動して、こういう楽しみもあるんだと思った。映画の途中で『考えないで、感じるの』というようなセリフがありますが、自分に言われているようでした」とこれまでの概念を覆す作品だと語り、非常に計算した作品でありながら感覚的に捉えることが大切だとその楽しみ方を語った。LiLCoは「やることがたくさんあるのに、一度観たら、翌日に2回目を観に行ってしまったんです。これはすでにノーランマジックにハマってしまったということですよね!」とGACKTと同じくすでに本作を2回鑑賞したエピソードを披露。「鑑賞後には自分の中で感じる『TENET』があると思うので、それを話し合って観に行くという面白さがあると思う。すでに公開された各国で大ヒットしているということは、みんなその魅力にハマっているということなので、日本でとんでもなくヒットすると思う」と太鼓判。GACKTと共に「まだ何回でも観たいよね」と本作の中毒性をアピールした。
逆行する世界を実際に撮影したアクションしたシーンについては、「今まで時間の“順行”と“逆行”を映像にした人はいないんじゃないですか?現在から未来へ向かっていく順行のアクションと、現在から過去へ向かっていく逆行のアクションがどちらから観ても成立するように作られている。これってすごく難しくてどういう手順で撮影して、どういう画が出来上がるのか、未知な部分が多いから役者もスタッフも大変だったのでは。自分がオーダーされたら吐きますよ」とあくまでも「本物」で撮影することにこだわるノーラン監督の前代未聞の演出についても述べた。さらには本作のBGMで使用されている無限音階についても触れ、「小さい音で、ずーっと鳴っていて、不安をかきたててくる。でも無限音階ってこうやって使えるんだなと思って、次の自分の曲でどうやって使おうかなと考えてます」と自身の音楽活動にも影響を与える作品だったと話題が尽きず、LiLiCoも
「GACKTさん、ハマってますね…!」とその熱弁ぶりに驚きの様子を見せていた。
最後に、LiLiCoは「みんなが待っていた大作だと思います。『TENET テネット』を感じ取っていただいて、話して、そしてみんなでもう一回観に行くという楽しみ方もできると思うので、ぜひ映画を映画館で楽しんで下さい」と述べると、GACKTも「非常に謎がたくさんある映画なので、ひとつひとつ解き明かしながら楽しんでもらえればいいのではと思います。『これはこういう意味だ!』となにか実際の映画を観てメッセージを感じた方がいれば僕のインスタのDMでメッセージを送ってください」と早くも観客の感想が気になる様子を見せつつ、本イベントは幕を閉じた。
さらに、本日ゲストとして登壇したGACKTが『TENET テネット』の見どころについて熱く語るスペシャル予告も解禁!
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『TENET テネット』9月18日(金)全国ロードショー
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