オスカー史上初の長編ドキュメンタリー賞&国際映画賞にノミネートされた映画、『ハニーランド 永遠の谷』。この度、その予告編が完成!
北マケドニアの首都スコピエから 20 キロほど離れた、電気も水道もない故郷の谷で、寝たきりの盲目の老母と暮らすヨーロッパ最後の自然養蜂家の女性。「半分はじぶんに、半分はあなたに」それが持続可能な生活と自然を守るための信条。突然トレーラーで押し寄せた見知らぬ家族、子供たちとの交流、貪欲と病気、破壊と再生... 3年の歳月と 400 時間以上の撮影から生み出された、人間の、自然の、存在の崇高さと美しさに満ちた、悲しくも感動的な希望の物語。
今回公開された予告編は、最初、北マケドニアの美しく厳しい自然と、ヨーロッパ最後の自然養蜂家ハティツェの日常の姿を映し出す。岩壁に作られた蜂たちの巣から、巣蜜を取り出すと、必要な分だけを切り出す。自然と調和された、母と犬との穏やかな暮らし。突然現れるトレーラーは、ある家族がこの土地を訪れて定住することによって、この日常がバランスを崩していく様を予感させる。 「古来からの真実にあふれている」(ニューヨーカー誌)「愛おしい心のこもった映画」(ロサンゼルス・タイムズ紙)「映画は静かだが、力強い方法であなたに忍び寄る」(ワシントン・ポスト紙)「悲しくも打ち震える物語」(ニューヨーク・タイムズ紙)等、アメリカの有力紙がこぞって絶賛のコメントを寄せる。最後に、自然の中を歩きながら、子供がハティツェに「どうしてここを離れないの?」と聞くが、この答えを映画の中で見つけたくなる予告編となっている。
©2019, Trice Films & Apollo Media