世界が驚愕した大変身メイク!メイクアップ技術を撮影したタイムラプス映像大公開『スキャンダル』

世界が驚愕した大変身メイク!メイクアップ技術を撮影したタイムラプス映像大公開『スキャンダル』

実際に起きたスキャンダルを描き、世界の映画賞を席巻し、話題を呼んでいる映画『スキャンダル』。今のハリウッドを背負う 3大女優が、それぞれ立場も年代も違う女たちの、華麗なる戦いと逆転劇を鮮やかに体現した、本年度必見の傑作が2月21日より遂に日本公開!!

本作は、FOXニュースのキャスターであったメーガン・ケリーをシャーリーズ・セロンが、同じくキャスターであったグレッチェン・カールソンをニコール・キッドマン、FOX ニュースの CEO であったロジャー・エイルズをジョン・リスゴーが、それぞれ俳優たちが特殊メイクを施し実在の人物を演じた。特にシャーリーズ・セロンの変貌ぶりにはその再現度に世界が驚愕し、本年度アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。
この度、メイクアップ技術を撮影したタイムラプス動画を解禁!特殊メイクを担当した日本出身のカズ・ヒロ(辻一弘)はそれぞれのメイクについて、「シャーリーズが一番メイクが厚いと思う。メーガンは瞼が厚いけど、シャーリーズの瞼は深くくぼんでいる。かなり形が違う。だから、コンタクトレンズを作り、鼻の先、下顎、両側のエラにピースを付けた。私とケリー・ゴールデンが毎日、彼女にこの人工メイクを施し、その後にヴィヴィアン・ベイカーが普通のメイクを施していた。それに、シャーリーズ自身も素晴らしいメイクアップ・アーティストで、時には自分でメイクをしていたよ。」と、セロンのメーガン・ケリーメイクについて明かし、キッドマンのグレッチェン・カールソンメイクについては「付け加えるピースは鼻と顎だけにして、最低限にとどめたんだ。ニコールの顔は非常に細い一方で、グレッチェンの顔は丸かったので、最初は、頬をカバーするピースをデザインしていたんだが、話し合いの末、それは無しにすることになった。最終的に鼻と顎だけになったんだ。」とポイントを解説。
さらに、リスゴーのロジャー・エイルズメイクについては「彼の場合はハイブリッドというか、ジョンとロジャーの間という感じだね。準備期間があまりなかったので、最適なデザインを探る時間がなかった。だから、ジョンの見た目を維持しつつ、ロジャーのエッセンスを付け加えていったんだ。ロジャーは、どこかブルドッグような顔をしているからね。頬が垂れていて、鼻が大きい。」とその特徴について話している。

みるみるうちに変貌を遂げるキャストたち、本編でもメイクとは思えないほど自然な表情の動きに注目して欲しい。

© Lions Gate Entertainment Inc.

最終更新日
2020-02-11 12:00:00
提供
映画の時間編集部

広告を非表示にするには