入れ替わっちゃった！？『二ノ国』“究極の選択”に白熱ディベート!新田・宮野のなれそめ話も[ジャパンプレミアレポート②]

製作総指揮／原案・脚本：日野晃博(「レイトン」シリーズ)×監督：百瀬義行(『おもひでぽろぽろ』原画 )×音楽：久石譲(『千と千尋の神隠し』)という日本を代表するドリームメーカーが贈るアニメーション超大作『二ノ国』が8月23日(金)全国公開。
そしてこの度、主演の山﨑賢人筆頭に、新田真剣佑、永野芽郁、宮野真守、津田健次郎ら超豪華キャストが集結しジャパンプレミアを実施、遂に本作を心待ちにしているファンへ初お披露目となりました！レポート後半の様子をお伝えします。

MCから「自身の演じたキャラと共感できる点とか好きな点は？」という質問に、山﨑さんは「僕結構決断できないこととかあるんですけど、自分の中でここ頑張ろうと決めたらそこに向かって頑張るようにしてるので、ユウのように悩みながらも決めたときの強さには共感できて、男としてカッコいいキャラだなと思ってました。」と回答。次に新田さんに話を振ろうとしたMCさんが山崎さんと新田さんの名前を言い間違え！すると新田さんは「僕は山﨑賢人として言えばいいんですかね？そうですね～」と山﨑さんの真似をしつつ山﨑さんと見つめ合い、「僕たち…入れ替わってる！？」と某映画風に冗談で会場を湧かせました。「ハルはまっすぐな男の子で、自分の大事なものを守るために自分さえも犠牲にするというカッコいいところがあるので僕は大好きです！」と女の人がキュンとくるようなセリフもあるカッコいい自身のキャラへの愛を述べました。
永野さんは「アーシャ姫は”こうであるべき”と思ってる姿と”こうありたい”と思ってる姿があって、場によって変えるんですけど、誰にでも共感できるんじゃないかなと。舞台に立っている自分は”見られていい”自分だけど、家に帰ったら見られたらやばいし、とかそういうところが似てるなと思いながらやってました。（２役は）難しいけど難しいなりに似ている点を見つけながらできたと思います。」と自信をのぞかせました。

続いてのトークテーマは【「二ノ国」にもう一人の自分がいたら何になっていたいか】
キャストがそれぞれ考える中、山﨑さんは「人間でなくてもいいんですよね。だから僕は…」と続けるものの、宮野さんらから「何に対しての”だから”！？」と突っ込まれる天然な一面をのぞかせる場面も。「空飛んだりしたい！鳥のように」といったら周囲から「鳥人間かな？」「コンテスト目指すみたいになっちゃう(笑)」とさらに突っ込まれていましたが、どうやら本編でそのようなキャラクターが出てくる模様…？山﨑さんがどのキャラになりたかったのか、是非映画をご覧の際に探してみてください！
新田さんが「ダンパになりたい！」と望みを言うと、それに反応した梶さんがすかさずダンパの声で「ほんとですか！」と反応。いきなりの生ダンパボイスに、まだ映画を観ていない観客よりもキャストが大盛り上がり！永野さんは「『二ノ国』にも出てくるんですけど、馬曳いてる人やりたい。馬曳くのかっこよくないですか！？」と独特な着眼点を披露。宮野さんの番になると、隣にいた新田さんがこそっと耳打ち。「え？面白いこと言ってください？オンマイクで言っちゃったから面白いこと言わなきゃいけなくなったじゃん！」と自由な新田さんに翻弄されつつ、「あ、じゃあ新田真剣佑になりたい」とまさかの返し。「二ノ国の新田真剣佑は任せて！」とまた入れ替わったような感じに(笑)「この子（真剣佑）は本当にすごいよ。僕舞台見にいったんですけど、楽屋に挨拶しに行ったときに、全然知り合いじゃなかったんで後ろこっそり通ろうと思ったら、『太一ッ！！！』って初対面で。そのエネルギーや明るさってすごい武器だなと思うし、みんな惹き込まれちゃうと思う。その時に『太一！』『新！』ぎゅーってしたのが初対面。そこからこうして共演できてうれしいにつながるので、この明るさは欲しいなと思う。まだ会って二回目なんですよ」と衝撃の告白。２人は『ちはやふる』のアニメで真島太一を演じた宮野と、実写映画版で太一の幼なじみ・綿谷新を演じた新田という、同じ作品を通して縁があり、衝撃的ななれそめ話を聞かせてくれました。梶さんは「飛べる山﨑賢人に…」とプライベートでも仲のいいという山﨑さんをいじりに。「じゃあ僕も飛べる梶裕貴に！」と山﨑さんが言い返すと、またもや入れ替わる流れに。『二ノ国』のプレミアですが、自由に楽しそうにトークを繰り広げていました。
続く津田さんは「ほぼない、全部入れ替わっちゃってる(笑)」と漏らしつつ、「じゃあ僕は飛べる…二ノ国の日野さん！すごく楽しい物をいっぱい作れそうなので。しかも飛べるし」それに日野さんは「僕ですか？光栄です。」と返答。最後まで「飛べる」「入れ替わり」で盛り上がりました。

ここで事前に公式のTwitterで募集していた＜究極の選択＞コーナーへ。後ろのスクリーンに映し出されたのは…
・A：過去の自分に会う
・B：未来の自分を知る
「急にバラエティーみたい(笑)」と戸惑いつつ「早く～！」「ねえねえ！どっちにするぅ？？」とノリノリの一同。結果は「A：新田さん、永野さん、梶さん、津田さん」「B：山﨑さん、宮野さん」！Bを選んだ宮野さんは「まだ知らないの知りたいよね」と言い、山﨑さんも「知って治せるもの治していきたいですしね」と同調。そこで「未来の自分を知る」ではなく「未来の自分と会う」だと思っていた津田さんと新田さんがまさかの寝返り！？永野さんも「過去の自分会わなくてもいい」と悩みだし、宮野さんの「過去の自分はもう知ってるもん」という一言で一気にBに移り、Aが梶裕貴１人という展開に！「僕ね、人生の中で何回も考えたことがあるんです。未来の自分を知るとして、もし大成功してる自分がいたとする。そしたら今の自分は努力するだろうか、楽しんで生きられるだろうかと。仮に大失敗してボロボロになってしまっていたとしよう。じゃあ何してもどんな努力してもボロボロになる未来しかないんじゃないか。そしたら頑張ることを諦めちゃうんじゃないか。だから僕は未来を知ったら終わりだと思うんです。」と熱弁。その熱に共感した山﨑さんと新田さんが今度はAに移動！それに対しさらにB側の宮野さんは「でも未来なら変えられるかもしれない！過去は変えられないからね」と言い返し、津田さんもそれに便乗。永野さんを巻き込んで謎のポーズを決める３人組という謎の構図に！予想していた流れとは違った、熱いディベート大会に入れ替わり、大盛り上がりとなりました。最後に、スクリーンを見た新田さんが「１ついいかな。俺衣装すごく派手じゃない？」といきなりの気付きをしたところで、ゲームが終了しました。

最後に、山﨑さん「これから今日初めてお客様に観ていただけるので、楽しんでもらいたいなという気持ちでいっぱいです。皆さんが二ノ国に本当に行ったらどうするのか、という心で観ていただけたらと思います。」日野さん「二ノ国という作品は現代とファンタジーが２つ出てきて楽しい作品です。２つの世界を行ったり来たりするお話がやっと作ることができて、辻褄合わせが大変だったんですけど、収録の途中とかに直して皆さんに大変ご迷惑おかけした。楽しんで帰っていただけるんじゃないかなと。ここにいる皆さんの熱い演技を聞いているだけで感動できると思いますので、目をつぶって観てもらってもいいです(笑)是非堪能して、皆さんも一ノ国と二ノ国、現代とファンタジーの世界を行ったり来たりしてください。」とのべ、締めくくりました。

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映画『二ノ国』8月23日(金)公開
ワーナー・ブラザーズ映画配給
©2019「二ノ国」製作委員会