ある日突然死んだ男が猫の姿で家族の元に戻ってくるという、ファンタジーな世界観と温かいストーリーで人気を博したマンガ「トラさん」（板羽 皆／集英社マーガレットコミックス刊）が、『トラさん～僕が猫になったワケ～』として実写映画化、2月15日（金）より全国ロードショー！
いよいよ映画公開が間近に迫る中、この度、北山宏光さんと多部未華子さんが登壇し、“猫”と縁の深い、浅草の今戸神社にて「トラさん」大ヒット祈願イベントが行われました。
落ち着いた和装で登場した２人に、集まった100人の観客からは黄色い悲鳴が！２人の和装姿に、会場からは「かわいい～！」「似合ってるよ！」「かっこいい～！」などの声援が飛び、思わず２人も「リアクションが皆さんいいですね」と感嘆。
本堂での映画ヒットの祈祷を終え、北山さんは「このような形は僕初主演なんですけど、神聖な場所でヒットを祈願出来てよかったです。売れろ売れろ～！と(笑)色んなスタッフがかかわっているので、たくさんの人に見てもらいたいなと言う気持ちを背負って祈祷してきました。」と語り、多部さんも「たくさんの人に見てもらいたいです。」とコメントしました。
猫スーツでの撮影に関しては、北山さんが「初映画、初主演、初猫だったんですけど、これからきっと忘れられない作品になったと思います。」と初主演を撮り終えた感想を述べ、妻役を演じた多部さんは「奈津子という存在は鑑のようでした。『こんな奥さんいたらいいな』という気持ちで演じさせていただいて、難しかったですね。でも撮影中北山さんなんかすごく明るくて(笑)現場が楽しかったのでその明るい雰囲気が映画に良い感じに出てると思います！」と仲良く撮影していたことをアピールしました。
初共演ということで、お互いの第一印象を尋ねられると、北山さんは「人見知りなのかなって思いました。楽屋帰ったら10分の空き時間でも小説とか読み出しちゃう、みたいな。だったら一緒にご飯食べようよ！って声をかけたり。途中からは気持ちいいほどさばさばしてるんで、面白いなーと思っていました。」それに対し多部さんは「本読みたかったです(笑)すごい小さな空間だったので、ご飯食べようよ、って言われたら断れない…」とまさかの本音をポロリ！
現場ではいじられキャラだったという北山さん。そのいじり筆頭だったという多部さんは「私北山さんのグループでの立ち位置があまりよくわかってなくて…」と釈明（？）北山さんは徐々に周りからいじられだす状態を「多部化」と称していたと明かし、「いじりやすいキャラだった」という多部さんに対し「フランクに接していただけだったんだけど、、、」とタジタジの様子でした。
多部さんのお母様が北山推しで「やっぱりかっこいいわぁ～」とメロメロのご様子というエピソードを披露。それぞれの推しのシーンを尋ねられると、北山さんは「多部ちゃんと宏々路ちゃんが２人で鈴をもって話すシーンがあるんですが、そこは僕も感動して見ていました。あと会話するわけでもなく笑いあうシーンがあるんですけど、２人の関係性が現れていて、見どころかと思います！」と２つ見どころを教えてくださいました。一方多部さんが「猫の姿ですかね！飯豊さんとの２ショットがほのぼのしていてかわいいです！最初に返信した姿を見た時は『可愛いんだな』と思いました。肉球をつけてもらってる姿は忘れられないです。」と猫スーツの思い出を語ると、北山さんも「いろんな人に甘えて過ごしていました。」と至れり尽くせりの撮影現場事情を暴露し、観客からは「（その姿を）みた～い！」との声があがりました。
最後に、作品の魅力を一言で表すと、北山さんも多部さんも「家族愛」をあげ、北山さん「家族で見に行ってほしいです。娘さんや奥さんがきっかけでお父さんが日曜に連れられて、お父さんが一番号泣して帰る、とかいいですね。だめ度は人によって違うとは思いますが、重ねられるところがあると思うので、是非」多部さん「設定は変わっていますがテーマはシンプルですし、伝わりやすいんじゃないかな、と思います。」と、シンプルに泣ける作品であることをアピール。
ペアの大きな招き猫が祭られていることが有名な今戸神社にちなみ、作成された特製“トラさん招き猫”の除幕式も行い、大変、縁起の良いイベントとなりました。
（C）板羽皆／集英社・2019「トラさん」製作委員会
