“ささいな口論”に国家を揺るがす―映画『判決、ふたつの希望』予告とポスター完成

“ささいな口論”に国家を揺るがす―映画『判決、ふたつの希望』予告とポスター完成

この度、8/31公開の映画『判決、ふたつの希望』予告とポスタービジュアルが完成!本作は、人種も宗教も異なるふたりの男性の間に起きた些細な口論が、国家を揺るがす騒乱にまで発展していく法廷社会派エンターテインメント。

今回解禁されたビジュアルは、本作の主人公、自動車修理工場を営むトニーと住宅補修の現場で働くヤーセルが法廷で互いを見合う写真がメイン。そして、その中央には「ただ、謝罪だけが欲しかった。」という言葉が入り、国家を揺るがすほどの法廷劇を起こしてしまうことになる2人の心の叫びを感じさせるものとなっております。

日本版予告では事の発端となるトニーとヤーセルのささいな口論がみるみるうちに国を揺るがす裁判劇に発展していく前半。法廷で「金はいらん、謝罪がほしいだけだ」そう言って謝罪を求めるトニーと、断固として沈黙を貫くヤーセル。なぜ、このふたりは裁判を起こしてまで争う必要があったのか?“ささいな口論”に国家を揺るがすまでの「何か」があったのか? 後半は、加熱するマスコミ報道に家族も巻き込まれていく緊迫感溢れる様子とともに、「自らの民族と歴史を貶められたら反発するのは当然」「誰もが過去に傷を負って生きている」と両弁護士が放つ言葉が、騒乱に置き去りにされた彼ら個人の過去の傷、そして人生の葛藤を垣間見せ、見るものの想像をさらに掻き立てます。人間の尊厳をかけた壮絶な裁判の行方は、そして、様々な宗派や対立を超えレバノンの観客を魅了し、世界もその結末に涙した、トニーとヤーセルが見つけた“新たな一歩”とは?予告の最後は、作品を一足先に御覧頂いた憲法学者の木村草太氏のコメントで締めくくられています。「未来のことを考えたら、いま、やるべきことはわかっている。でも、過去がそれを許さない。この人類普遍の問題に心を痛める人々に、この映画は希望をもたらすか。」

https://youtu.be/GrTlVv2YMlQ

圧倒的な驚きと感動に満ちた展開に世界が涙した、法廷ドラマの新たなる傑作『判決、ふたつの希望』は8/31(金)より全国順次公開です。続報にぜひご期待ください!

© 2017 TESSALIT PRODUCTIONS–ROUGE INTERNATIONAL–EZEKIEL FILMS–SCOPE PICTURES–DOURI FILMS

最終更新日
2018-06-07 19:00:00
提供
映画の時間

広告を非表示にするには