山田洋次監督「男はつらいよ」シリーズ終了から20年ぶりとなる喜劇映画「家族はつらいよ」シリーズ。その新作となる『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』オリジナルポスターが完成致しました。手がけたのは世界的アーティスト・横尾忠則氏。山田洋次監督『東京家族』でY字路をモチーフにしたイメージポスターを描いて以来、「家族はつらいよ」シリーズでは、スチール写真とグラフィックを絶妙に構成したポスターデザインを手がけてきた横尾氏。4度目のコラボとなった最新作では、なんと横尾忠則氏の描き下ろし画によるもので、作品のタイトルである「妻よ薔薇のように」をモチーフに、ビビッドでカラフルな色合いとタッチで描かれており、花瓶に生けられた8本の薔薇の花の中に、お馴染みの“家族”を演じた8人の実力派俳優陣の肖像がそれぞれに描かれた驚きのビジュアル!!「妻」の“女”の中心に、ハートが添えられたロゴも横尾氏のデザインによるものです。平田家の父・周造を演じる橋爪功氏からは「横尾さんの画の中に登場できるなんて、光栄の至りです!」と感激のコメントが寄せられました。
本作では、三世代が同居する一家の家事を担ってきた主婦・史枝(夏川結衣)が家出をすることで、家族の暮らしが崩壊してゆく様をユーモラスに描きます。タイトル「妻よ薔薇のように」には、本作のテーマでもある“主婦への讃歌”として「妻よ薔薇のように美しく」という山田監督のメッセージが込められており、家事労働の大変さや、長男・幸之助(西村まさ彦)と史枝夫妻に起こる“夫婦”の様々な出来事に、世の奥様方に共感頂けること間違いなし!笑って、泣いて、しみじみと胸を打つ、新しい「家族はつらいよ」にご期待ください。
その他の出演者に、周造の友人の医師役として小林稔侍、「居酒屋かよ」の女将を風吹ジュンが演じるほか、木場勝己、立川志らく、笹野高史、藤山扇治郎、広岡由里子、北山雅康、鰻屋役の徳永ゆうき、そして笑福亭鶴瓶も特別出演します。映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』は5月25日(金)全国公開!