全員、最低。でもこれは、まぎれもない愛の物語。蒼井優主演『彼女がその名を知らない鳥たち』

全員、最低。でもこれは、まぎれもない愛の物語。蒼井優主演『彼女がその名を知らない鳥たち』

 ラブストーリーに夢を見られなくなった大人の女性たちに「究極の愛とは何か」と突きつけ、読者を虜にした沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説、「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫・刊)がついに映画化。メガホンを取るのは、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌。ノンフィクションを原作に骨太な社会派エンターテイメントを作り出してきた彼が、初めて本格的な大人のラブストーリーに挑みます。
 この度、W主演の蒼井優、阿部サダヲの二人に加え、松坂桃李、竹野内豊といった実力確かな豪華俳優陣が織りなす”全員最低なのにまぎれもない愛の物語”に期待が募る特報とポスタービジュアルが完成。
 完成した特報は、登場人物たちの卑しく最低な一面がまざまざと映し出されます。

■公式Youtube: https://youtu.be/k07lt_kqaW4

<登場人物>
・十和子:蒼井優
 仕事もせず飲食店に入りびたり電話で無茶な難癖をつけ続ける嫌な女
・陣治:阿部サダヲ
 十和子に毛嫌いされぞんざいに扱われても執拗に付きまとう下劣な男
・水島:松坂桃李
 家庭があるにも関わらず誠実を装い十和子との不倫を愉しむゲスな男
・黒崎:竹野内豊
 他の女との結婚話を隠して自らの保身のために十和子を利用していたクズな男

共感度0%、不快度100%、限りなく不愉快なのに、「でもこれは、まぎれもない愛の物語。」の言葉でムードが一転。十和子の柔らかな視線と、男たちの十和子を呼ぶ声の先には、観る者の「恋愛観が変わる」ほどの結末が待ち受けることが暗示されている――。

ポスタービジュアルは、冷たく薄暗い影と暖かみを感じる灯りが相交わるなか、鋭くも交わらない4人の視線に、全員最低な彼らを待ち受ける、想像を超える愛の結末を予感させる仕上がりです。

 映画「彼女がその名を知らない鳥たち」は2017年10月28日(土)公開予定です。

<ストーリー>
八年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子は、今は15歳上の男・陣治と暮らしている。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。そんな時、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始める。

(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

最終更新日
2017-05-01 17:00:00
提供
ジョルダン

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