観た回数だけ徳が積める映画!?|映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』待望の公開直前イベント試写会開催

観た回数だけ徳が積める映画!?|映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』待望の公開直前イベント試写会開催

6月25日の公開を前に、映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の公開直前イベント試写会が開催され、長瀬智也、神木隆之介、桐谷健太、清野菜名、宮藤官九郎監督の豪華出演陣が出席した。

本作は、宮藤官九郎が完全オリジナル脚本&監督を務める、地獄を舞台にしたコメディである。フツ―の高校生であった大助は修学旅行中に不慮の事故に遭ってしまい、目覚めるとホンモノの地獄にいた。同級生のひろ美ちゃんに片思いしていた大助は、このまま死ぬには若すぎる!と地獄農業高校軽音楽部顧問で地獄専属ロックバンド「地獄図(ヘルズ)」率いる<赤鬼>のキラーKに鬼特訓を受け、生き返りを賭けた地獄めぐりを決心するというストーリー。

キャストの長瀬、神木、桐谷、清野、宮藤が登場すると会場は割れんばかりの黄色い歓声に包まれた。司会者から「1番笑ったエピソードは?」と聞かれると、長瀬と桐谷が「リュウ(神木)が顔色悪いメイクをしてたとき、俺と健太が本気で心配してたら『(全身赤、緑のメイクをしている)自分らに言われたくないよ!』って突っ込んでくれる」というエピソードを挙げ、桐谷による神木のモノマネに会場からは笑いが起こった。この神木の顔色を弄る一連の流れが桐谷曰く大好物だったらしく、イベント中何度も真似をしてその度に爆笑を巻き起こしていた。

映画の内容に合わせ、『閻魔様に懺悔したいこと』を話し、閻魔に地獄行きか天国行きか判定してもらうという企画では、宮藤が撮影小話を披露。深夜に及ぶ撮影の疲れにより、閻魔役の古田がカメラに映らない下の衣装を着ていなかったことに思わずイラっときて「下はいてもらっていいですか?」と言ってしまったことを懺悔していた。それに対し閻魔様の判定は《地獄》!
この日のために録音したという閻魔役を務めた古田新太の音声が流れると、出演者からは「古田さんが今日来ればこんな(閻魔の)セット用意しなくて済んだのに!」「どこにいるんだ!」との声が。この場にいない古田さんを弄る姿に、仲の良さがうかがえた。
続く神木の高校時代に馬の被り物を付けて周りを驚かせたお茶目なエピソード、桐谷の交番に犬を届けた天国狙いの唯の良い話、清野の小学生の頃のおやつの時間の可愛らしいエピソードも全て地獄行きの判定となり、「これは地獄行きの音声しか撮ってないんじゃ?」と疑惑がかかる中、トリを務めた長瀬によるパンケーキを残して店員から体調を心配されたエピソードも地獄判定が下り、皆揃って仲良く地獄行きとなった。

長瀬「撮影がちょうど1年ほど前だったのですが、色々あって漸く今週の土曜から皆さんに観ていただけるということで、非常に嬉しく思っております。」と待望の公開へと期待を寄せ、続けて「こんなロックコメディーは今までも、そしてこれからも観ることができないんじゃないかと思っております。なかなか地獄に行きたいなんて考えることはないと思うんですけど、それが『こんな地獄だったら行ってもいいかな』と気持ちが揺れ動く
瞬間を楽しんでいただけたらなと思っております。二回三回と観て新たな発見があると思いますし、音楽の素晴らしさや人間の大事な部分が詰まってる作品なような気がするので、是非とも家族や恋人や友達と楽しんでください。」と映画の魅力と共に想いを語った。
宮藤は普通の映画より試写会多めなことの不安を述べた上で、「仏教映画なので1回より2回、2回より3回、3回より4回、何回も観れば観ただけ徳が積めるので、お布施だと思って観てください」と、なんとも宮藤らしいユーモアに富んだ挨拶でイベントは終了した。

2016年6月25日 全国ロードショー
『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』
出演:長瀬智也 神木隆之介 尾野真千子 森川葵 桐谷健太 清野菜名
   古舘寛治 皆川猿時 古田新太
監督・脚本:宮藤官九郎
配給:東宝=アスミック・エース
(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. / KDDI CORPORATION / GYAO Corporation

最終更新日
2016-06-21 09:27:00
提供
『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』 公式サイト(引用元

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