トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代 感想・レビュー 1件

とのばんおんがくかかとうかずひことそのじだい

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P.N.「『粋』と言う『不協和音』それは『自由』」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-14

加藤和彦と言う存在は、私の世代には余り印象にないが、この作品を通して、より身近に感じることができます。

『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』
を鑑賞して欧米の音楽が身近に感じる様な作品。
ゴスペルの楽曲のタイトル的だが、それは、全面に出てはいないが、彼が、マスター的、存在なんだろ?

日本人は勘違いしがちだが、欧米も完コピがベースだ、日本の最近の音楽には、完コピがなおざりにされ、売れる作品的が多い。

加藤和彦氏は、『粋』の文化、京都らしい、歴史と伝統を踏まえ、外すから、世界的に愛され続ける。

彼も、粋、不協和音、自由から、ちょっと型にはまり、息苦しくなったのだろう?

本物を知るからこそ、不協和音、自由が、そこに、

シャネルが、高価と廉価をミックスした様に、

京都人らしい彼の人生だったと思う。

つい先日、『四月物語』と言う映画で、挨拶して消えた様に、彼も、傍でこの作品を共に喜んでいた様に、感じた。

最終更新日:2024-06-27 02:00:01

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