「ツキウタ。」劇場版 RABBITS KINGDOM THE MOVIE 作品情報

“黒”と“白”の背中合わせの別の世界として存在する黒兎王国と白兎王国。本来は並び立つ“対”であるはずの2つの世界は、運命のいたずらか、出会うことをせず、未完成のまま、不安定な状況が続いていた。黒兎王国の若き王・睦月始（声:鳥海浩輔）は、周辺諸国の災いに心を痛めていた。そんな中、宰相の弥生春（声:前野智昭）以下、王を慕って奮闘する側近の師走駆（声:梶裕貴）と如月恋（声:増田俊樹）、王子の皐月葵（声:KENN）とその護衛官・卯月新（声:細谷佳正）は、来る世界会議と始の在位15周年記念舞踏会の準備に追われていた。時を同じくして白兎王国では、魔王を自称する霜月隼（声:木村良平）の提案で、国王の文月海（声:羽多野渉）、王子の水無月涙（声:蒼井翔太）、護衛官の葉月陽（声:柿原徹也）と神無月郁（声:小野賢章）、そして元軍人で文官の長月夜（声:近藤隆）が、黒兎王国に“ピクニック”に出かけようとしていた。黒兎王国と白兎王国、対の存在が邂逅して生まれるものは……。