東京夫婦善哉 作品情報
とうきょうめおとぜんざい
73歳の星野稔さんと72歳の妻・弥生さん。ふたりが知り合ったのは1960年代、学園紛争の真っただ中。社会を変えたいと夢中で闘っていた。その後、稔さんは都庁に就職するも解雇され友人の下宿に居候。弥生さんはスペインに留学し、稔さんを呼びよせてマドリッドで結婚する。帰国後、稔さんは職を転々とし、工場勤務で身体をこわし、妻と共にヨガ道場に入門。ヨガ講師、太極拳指導員を経て、気功と出会う。40数年後、稔さんは気功家になり、気功養生学研究会を主宰。弥生さんはスペイン語翻訳家として活躍。子どもたちは独立し、ネコと一緒に暮らすふたりはネコ中心の平和な生活が続いていた。そんなある日、稔さんにスキルス胃がんが発覚、3~6か月の余命宣告を受ける。そして、稔さんは3か月もしないうちに旅立ってゆく。稔さんが荼毘に付された日、ネコのチャロがお骨の前に座り、離れなくなった。その姿は、まるで稔さんの魂がチャロに乗り移ったかのようにもみえた。弥生さんとチャロのふたりボッチの生活が始まった……。
「東京夫婦善哉」の解説
団塊世代のある夫婦の暮らしや伴侶の死を通して、幸せのカタチを問いかけるドキュメンタリー。1960年代の学園紛争の最中に出会い、結婚した星野稔・弥生夫婦。その後、夫は気功家になり、妻はスペイン語翻訳家として活躍。ネコ中心の平和な生活が続いていたが……。監督は「いのちの林檎」の藤澤勇夫。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年6月24日 |
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キャスト |
監督:藤澤勇夫
出演:星野稔 星野弥生 |
配給 | ビックリ・バン |
制作国 | 日本(2023) |
上映時間 | 107分 |
公式サイト | https://www.tokyo-meotozenzai.com/ |
予告編動画
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